ニュース一覧

  1. トップページ
  2. ニュース一覧
  3. アニメーション学科
  4. 株式会社MAPPAに内定した青木 由芳さんロングインタビュー

ANIMATION CREATOR NEWS

2017年09月04日

株式会社MAPPAに内定した青木 由芳さんロングインタビュー

2016年大ヒットした『ユーリ!!!on ICE』『この世界の片隅に』を始め、『賭ケグルイ』『将国のアルタイル』などを手掛ける㈱MAPPAに制作進行として内定が決まった青木さん。 学校での生活や、制作の様子、そして就職活動の状況などを答えてくれました!

20170901_anime_01Y

Q1.アニメーション業界を目指したきっかけは?
小さいころからアニメが好きで、中でもある監督の作品がとても好きでした。
その監督のある劇場作品を観た時に、言葉だけじゃなく、絵で何かを表現するということができるアニメはすごいなって思いました。
私は一度大学も出て、就職もしていましたが「本当にやりたいこと」を諦めたまま普通の人生を送っていいのかな、と悩んでいました。そうした時にその作品と出会い、「私はこの業界にやっぱり入りたいな」と素直に思えたのと、今より生き生きと働ける自分が想像できたのがきっかけです。

Q2.大阪AMGに決めた理由は?
バリバリと働いて、でもこのままでいいのだろうかと悩んでいた時にAMGのCMを観ました。「夢を夢で終わらせない」というフレーズがぐさっと刺さった気がしました…。
というのも、私は高校卒業時にもアニメ業界を少し考えていたのですが、出身地である四国にはアニメに特化した学校はなく、結局そのときは夢で終わらせてしまったなあと…そう思いました。
「夢で終わらせてる場合じゃない!!!」と、その日に平日の学校見学の予約を入れたのを覚えています!
実際に学校に見学に来て、教室で当時の1年生(私の1つ上の先輩)が、すでに学生だけでアニメを作っている現場を見させてもらいました。
事前に、担任の先生から学生だけでアニメを作ることは聞いていましたが、本当にそうだったので衝撃を受けました。
知らないことばかりでしたが、先輩たちが真剣にアニメ制作をしているのを見て「私もここでやりたい!」と思えました。

Q3.クラスの雰囲気はどうですか。
実は、最初は年齢が離れているためなかなか話も合わないかなと思っていました。
私はクラスの中では結構年上なのですが、次第に年下の子たちの考え方が面白いなあと思えるようになりました。特に2年生にあがってからクラスの仲はより良くなったと思います。
ただ仲が良いだけじゃなくて、制作も就活も、同じ苦しみを乗り越えた戦友のような感じですね(笑)

Q4.役に立った、印象に残っている講義は?
演出を目指しているので、演出の授業が一番印象的です。
絵コンテを描くのも初めてで、最初はただコンテ枠の中に絵を描いていくだけで必死でしたが…その枠の中でどういう構図で描けば感動させられるか、などがひとつずつわかっていくのが楽しかったです。
先生から「演出は絵を描くのが仕事ではない。魅せるのが仕事だ」と仰っていただいたのもとても心に残っています。

20170901_anime_02Y
課外授業での1コマ

Q5.アニメーション制作の思い出は?
いろいろありましたね(笑)
私は仕上げ・撮影以外の仕事はすべてやりました。演出として、「監督が伝えたいこと」を考えてどう魅せれば伝わるのか?ということは常に頭にありました。
制作進行は経験してみてすごく難しいと感じました。ですが、やっていく中で「他人はこういう風に考えているんだなあ」とわかるようになったのがとても良い経験になりました。なかなかうまくはいきませんでしたけど(笑)
あとはアニメーターの人たちを見ていて、絵が描ける人ってすごいなあと改めて尊敬します。

20170901_anime_03Y
1年次夏の制作では演出を担当

Q6.学祭の思い出は?
完成した映像を実際に上映して感動、お客さんの反応を見て感動……実はちょっと泣いてしまいました。
作ってよかったなぁ、という達成感が強くありました。あと、いろんな事があった制作の日々が、まるで走馬灯のように流れました……(笑)
学園祭とは別に、完成したアニメを帰省した時に母にも見せました。「これ本当にいちから作ってるの?」と興味津々でした。

20170901_anime_04Y
夏・冬で演出を務めた作品

Q7.就職活動中の思い出は?
私の一番の不安は「年齢」でした。入学時27歳だったので……でも担任の先生も、キャリアセンターの先生も「そんなの関係ない!むしろ強みだよ」と背中を押してもらったと思います。
そのおかげもあって、とにかく出せる企業には出していこう!と前向きになれました。
そして就職活動の中で、たくさんの企業さんに自分のことをアピールするうちに、本当に自分のやりたい事がどんどんクリアになっていった気がします。
大学の時ももちろん就職活動はしていましたが、そのときは「雇う側」「雇われる側」というがっつりした溝を感じていました。
その点、アニメーション業界の面接は「仲間・同志を探す場」と感じ、一緒に作品を作り上げたいという雰囲気を感じました。

Q8.内定をもらった時の気持ちは?
実は最終試験が終わった瞬間、緊張していたせいかまったく自信がなかったんです。当日新幹線もぎりぎりになってしまい、焦ったまま面接を受けてしまっていました。
結果がくるかなと思っていた日、昼を過ぎても電話がなく「これはダメだったかな…」と落ち込んでいたのですが、無事電話で内定のご連絡をいただきました!
奇跡が起きた!と思いました(笑)
その他の企業さんにもいくつか内定をいただいていましたが、最終的には㈱MAPPAさんで働きたいと思い決意しました。

Q9.アニメ業界でどんな人になりたいですか?
人に影響を与える画面づくりができる演出家になりたいです。
小さい頃からアニメを観てきて、今もまだアニメーションで感動できます。
そんな風に、何年経っても人の心に残りつづけるアニメを作っていきたいです。

20170901_anime_06Y
今は卒業制作にとりかかっています!

Q10.これからアニメ業界を目指す方へひとこと!
私は「諦めなかったから今がある」と思っています。
高校のときは一度諦めてしまいましたが、AMGに出会って諦めずに再挑戦しました。制作でも就活でも途中でつまづいたり辛いと思った事もありましたが、やっぱり自分のやりたい事を諦めたくないなという気持ちが強かったです。
今悩んでいる人がいたら、ぜひ諦めずに一歩でも踏み出してください。
「夢を夢で終わらせない」ためにがんばってください!

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

青木さん、ありがとうございました。
大阪AMGでは、実践的なカリキュラムはもちろんのこと、著名クリエイターによる特別講義や模擬面接など、学生たちの就職活動の手厚いサポートにも力を入れています。
カリキュラムや就職実績について詳しく知りたい方には、無料でパンフレットを送付いたしております。
また、学校見学・体験説明会も随時開催しておりますので、お気軽にお越しください。