漫画家(マンガ)の専門学校

「発想法」とは

「発想法」とは 発想法とは一般的に「問題解決のための手法」とされますが、マンガの世界においては、作品の原案を生み出す際のアイデア出しに用いられるものとなっています。
漫画に限らず、創作において原案というのはその作品の世界観や物語を決定づける非常に重要なものです。
どんなに人気のある漫画家でも、この発想があるのとないのとでは作品の質も大きく異なってきます。

AMGマンガイラスト学科の「発想法」の特長

その1:アイデア出しを学ぶ

「発想法」の授業の最大の特徴といえばなんといっても、アイデア出しを学ぶことができるということではないでしょうか。
実はマンガなどの物語作品の制作において、クリエイターが悩んだり行き詰まったりしてしまいがちなのが、最初のアイデア出しの工程なのです。
何もない状態から有意義なアイデアが生まれることはほとんどありません。
「これだ」と思えるアイデアを出すには、そのために必要十分なだけの知識が必要です。
この授業では、知識の吸収やその積極的な姿勢、さらに身につけた知識からアイデアを出すための方法などを学んでいきます。

その2:マーケティング・心理学からの発想法

マーケティングや心理学をもとに、アイデアの着想を得るための方法も学びます。
本来、アイデアというのは雑学的な知識や何気ない経験から生まれてくることが多く、実際に活躍している多くのクリエイターのアイデアの源も、そのようなところにあるでしょう。
しかしより学問的な知識として、マーケティングや心理学からアイデアのヒントを得ることができると、扱える作品の幅が広がり、クリエイターとしての大きな強みとなるでしょう。

その3:プロットからの見直し

マンガやアニメなどの物語作品において「プロット」とは、ストーリーを要約した設計図のようなものであり、基本的に企画段階ではまずこのプロットを作成することになります。
プロットは新しい作品の発想が生まれた際、まずはじめにそのアイデアを記すものでもあります。そのため、そこには初期段階のアイデアが詰まっているのです。
このプロットの段階でのアイデアが満足のいくものであるか否かによって、その後に制作する作品のクオリティが大きく変わってきます。
また発想が良いものであっても、プロット中で物語として上手く組み立てることができていない場合、アイデアが作品に活かせないということになってしまいます。
そのため、プロットの段階から見直すという作業を授業の中で行なっていき、アイデアを組み立て活用する力を培っていきます。

「発想法」の授業について

発想法の授業は、主に発想を生み出すための学習と、生み出した発想をもとにプロットを生み出すための学習という2つの学びをベースに進められていきます。
知識の吸収やマーケティングや心理学の学習、そしてそこから着想を得るための方法を身につけ、その後はプロットの出し方を学びます。プロットでは、自分のアイデアをキャラクターや世界観に落とし込んでいくのです。
授業の形式としては、基本的に板書のみの全体講義です。
場合によって、グループワークの授業を行うこともあります。
グループワークでは1つのテーマに対して意見を出し合い、それに講師がアドバイスをするような形で進めていきます。

「発想法」のゴール

発想法の授業はその名の通り、発想というものに焦点を合わせて行われます。
そのため、アイデアを出すのに必要な知識を身につけること、また積極的に知識を吸収する姿勢を身につけることが、この授業のひとつの目的となっています。
そこからさらにプロットの出し方をマスターすることができると、発想から実際に制作に入っていくまでがよりスムーズになるでしょう。

プロの現場でこのように活きる!

プロの現場では、自分の想像だけでは戦っていくことはできません。客観的なものも含め、あらゆる発想を持ち合わせておくことが必要になります。
「発想法」ではそのように、あらゆる発想のパターンを身につけることができます。
自分の発想に囚われず、いくつものアイデアを示すことができれば、現場で重宝されることでしょう。