漫画家(マンガ)の専門学校

「世界設定」とは

「世界設定」とは 漫画などの物語作品における「世界設定」とは、物語の世界観や設定、その世界のルールや常識などのことで、つまりその作品がどのような世界のお話なのかということに関する詳細設定を意味します。
この世界設定は、作品の内容の面白さに直結する重要な要素です。
世界設定が魅力的に組まれていなければ、もしも腕のあるクリエイターが制作したとしても、その実力を活かしきることができない可能性があります。

AMGマンガイラスト学科の「世界設定」の特長

その1:世界設定を作り上げる方法を学ぶ

先ほど述べたように、世界設定が魅力的に組まれていなければ、作品の面白さはなかなか出てきません。
たとえセリフ回しなどがとても上手なクリエイターだとしても、世界設定に魅力がなければなかなか今日してもらうことができない可能性があるのです。
より読者を惹きつける世界設定を作り上げることができれば、面白い作品に仕上がることは間違いありません。
そのため、この授業ではその設定方法を徹底的に学んでいきます。

その2:起承転結を徹底する

マンガだけでなく、アニメや映画、小説など、あらゆる物語作品に共通しているのが、ストーリーの流れとして「起・承・転・結」が成立しているということです。
起承転結はストーリーの構成の基本として知られていますが、実際に面白い物語はきちんとこの構成で描かれていることが多いです。
起承転結の分かりやすい例として、4コママンガがあります。起・承・転・結それぞれが1コマで描かれているため、どのような構成が理想的なのかということが理解しやすいです。
「世界設定」の授業ではそのような基本の構成もしっかり踏まえながら世界設定を作る練習をします。

その3:発想法とつながっている

「世界設定」の授業は、「発想法」の授業で学んだこととつながっています。
「発想法」ではアイデアを出す方法、着想する方法などを学びます。そしてそのアイデアを、ストーリーとして組み上げていくのが「世界設定」の授業での学びなのです。
アイデアの発想から世界設定までの工程は、作品の土台であり骨組みとなる非常に重要な部分です。
ここの組み上げ方をしっかり身につけることで、安定して面白い作品を生み出すことができるようになるでしょう。

「世界設定」の授業について

「世界設定」の授業は、座学、課題、グループディスカッションといった形式で進んでいきます。
座学では世界設定を組むための構成の基礎を、論理的に理解していきます。
それをもとに課題として、実際に世界設定を組み上げていきます。
座学で学んだことが知識として身につき、授業を受ける前より格段に設定や構成が組みやすくなっていることを実感する学生も多いです。
さらに、それぞれの作品やテーマ課題に関してグループディスカッションを行い、客観的な意見も取り入れることで、より深い理解を目指していくことになります。

「世界設定」のゴール

アイデアを活かすことができるか台無しにしてしまうかは、世界設定の作り上げ方に懸かっています。
「世界設定」では、アイデアをより面白く組むための理論や技術を身につけ、作品としての完成度を高めていくことが授業の目的となります。
「発想法」「世界設定」の2つの授業によって、作品制作の土台となる部分を徹底的に鍛え上げていきます。

プロの現場でこのように活きる!

プロの現場では、編集担当の方などと打ち合わせをしながら作品の世界設定を詰めていく必要があります。
そのような場面では、自分の考えていることを伝え、しっかりディスカッションすることができなければ、満足のいく作品を作ることができなくなってしまうかもしれません。
「世界設定」の授業を通して、ディスカッションするために必要な発想力や表現力を身につけることができます。