声優学科

表現実習とは

表現実習

表現実習は、「表現力」や「イメージ力」を強化する為に行われます。
戯曲の台本を使っての役作りや表現方法、チームで作品作りをする為の協調性も学ぶことが出来ます。

声優の仕事をやっていきたいなら、自分に与えられた役を正しくイメージし、表現していかなくてはなりません。
自分自身の思い込みや、考え方にかたよることなく、演じる必要があります。
表現実習では、人に伝わりやすい表現の方法をじっくりと学んでいきます。

 
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MG声優学科の「表現実習」の特長

その1 台本を正しく理解する方法を知ることができる

声優の仕事は、与えられた役の魅力を最大限に引き出すことです。
その為には、まずその役のことを誰より正しく理解しなくてはなりません。

授業では、台本を全員で読解して登場人物の内面を想像していきます。
正しく役を理解していく為には、想像力、読解力が必要がありますから、この過程がとても大切になります。

イメージ力をつけることで、台本には書かれていない役の良さにも気付けるので、よりその役を魅力的に演じることが出来ます。

その2 喜怒哀楽だけでなく表現のバリエーションを増やせる

表現実習の授業では、喜怒哀楽だけに限らず、多くの表現の演技が出来るように学んでいきます。
私たちが喜怒哀楽だけの感情で生きていないように、実際に演じる役も喜怒哀楽以外の多くの感情を持っています。
表現できる感情を増やすことは声優としてとても大切なことです。

戯曲の台本を使って、役作りを一から学んでいくことが出来るので、感情をどのように持っていけばその表現が出来るようになるのか、といった細かな点もしっかり学べます。

その3 ドラマCDや実績的な題材を使って実践的に練習できる

どのように表現していけば分からないという場合でも、ドラマCD等の題材を使って行われるので、現場をリアルに想像しやすい環境で学ぶことが出来ます。
特にドラマCDは声だけの表現に特化した題材なので、感情の表現を学ぶ為に直しています。

また他の人の演技を見て、どのように表現するのが伝わりやすいのかも実践練習の中で知ることが出来ます。
声だけで表現をすることの難しさと楽しさを実感していく時間になります。

 
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「表現実習」の授業について

AMG声優学科の表現実習の授業では、より表現の幅を広げる為に、幅広い音域の声を出せるように体つくりから行っていきます。
体全体で演技が出来るように、特に腹筋、背筋等の筋肉強化はしっかりとやっていきます。

体つくりの後、台本を読みながらの滑舌チェックや、イントネーションのチェックと続きます。
滑舌はもちろんですが、特にイントネーションやアクセントはしっかり確認されます。
まずは標準語で自然に話せなくてはなりません。
声だけで表現しなくてはならないので、個人の個性は出さないようにしなくてはなりません。

役を表現する上で、自分の個性を必要以上に出さないようにするということの大変さも実感します。

 
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「表現実習」のゴール

表現実習の授業のゴールは、「オーディションで通用する表現力を身につける」ことです。

声優はアフレコなどではマイクを使って仕事をしますが、オーディションではマイクを使わないことが多いです。
距離感を考えての自分の声量を知っておかなくてはなりません。
また、自己PRなどでは、役に入った自分とは違う自分の特徴をしっかり伝える必要がありますし、それには自分をうまくアピールする力が必要不可欠になります。

更に、オーディションに必要なボイスサンプルも作らなくてはなりません。
オーディション用のボイスサンプルを作る為には、自分の声を誰より理解する必要もあります。
その点では、表現実習の授業は自分の声の魅力や幅を探す授業であるとも言えます。

 
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プロの現場でこのように活きる!

表現実習で身につけた表現力を活かしていけば声量を使えば、プロの世界でも声優として役の魅力をお客さんに伝えることが出来るようになります。
また、イントネーションやアクセントは方言を話す役でない限り標準語ですので、授業での意識はそのまま通用します。

また、台本を正しく理解することが出来れば、台本をもらった後に色々な役を想定して練習することもできます。
プロの現場では、当日のディレクションで、すぐに対応する力を求められます。
表現実習で学ぶことは、声優になってからもずっと通用する大事な基礎となります。

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