声優学科

「朗読」とは

朗読

朗読とは、詩や物語などを豊かに語ることです。文章を声に出して読み上げることです。よく「朗読」と「音読」が混同されることがありますが、朗読は音読よりも「感情を込めて読む」や「人に聞かせる」というような意味合いが強くなります。
そのため、声で演技をする声優にはとっては非常に大事な練習とされています。人に聞かせる朗読には、正しい発音やはっきりと明瞭な声が必要で、そのために腹式呼吸も必要になるため、声優として身につけておくべき発声や表現力の基礎が鍛えられるでしょう。

 
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AMG声優学科の「朗読」の特長

その1:朗読劇に活きるスキルが身につく

AMGが1年次の履修科目に「朗読」の授業を取り入れている理由は、朗読劇に活かすことのできるスキルがそのまま身につくためです。
「朗読」の授業では、実際に文章を感情を込めて読んでいきます。一見、さほど難しくはないようにも思えますが、文章から感情を読み取るというのは、決して簡単なことではありません。朗読の練習を重ねることで、想像力、伝達力を高めていきます。

その2:学園祭に向けての授業

正しい発声のための体作り「朗読」の授業は、AMGの1年次履修科目の中でも特に学園祭での発表に向けた授業となっています。
学園祭の発表は、日頃の授業の中で行なった練習の成果を証明することのできる絶好の機会です。声優としての基礎スキルとなる朗読の技術は、学園祭で行う朗読、および舞台演技においても必ずその土台となる技術になります。
また、授業ではプロから学びますので、プロの視点から高いレベルのアドバイスや技術を受けることができます。

その3:学園祭での発表

先に述べている通り、「朗読」は学園祭の発表を目指す授業です。
クラスごとに詩や朗読劇、群読を発表します。はっきりとした目標があるため、学生の皆さんは普段の授業を受けている時も身が入っています。

 
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「朗読」の授業の1コマ

授業では1年次は、朗読の技術を基礎から学習していきます。基礎が大切な朗読では、この前半の授業がとても重要なステップになります。
そして大きなホールを使用し、より本番に近い環境で朗読の発表を行います。ホールを使用する際には、ただ朗読をするだけではなく、シーンに合わせて音響や照明での演出も行い、まさに朗読劇さながらの雰囲気を作り上げます。
もちろん、音響や照明の演出もあるため、舞台制作全般においての総合的なスキルを身につけることができるでしょう。

 
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「朗読」のゴール

「朗読」の授業は、発表会でより高いレベルの発表をすることを目指しています。
学生自身がその目的意識を強く持って授業に取り組んでおり、自分の実力を確かめ合いながら仲間と切磋琢磨して日々スキルを磨いています。
個々の技術的な目標として挙げられるのは、舞台上でマイクを使わない中、自分自身の生の声で客席に芝居を届けられるような発声力と表現力を身につけることです。
舞台上で声だけで芝居を作り上げられるほどの演技力と表現力、そして自然な演技を維持しつつ声量も保つことができるほどの発声力は、毎年の朗読劇でとても輝いています。

 
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現場でこんな場面で活きる!

先に述べた通り「朗読」の授業の目的は、発表会で行われる舞台での朗読劇です。舞台上で生の声でする演技は非常に難しいですが、朗読劇や舞台の演技に必ず活きてきます。
そしてそのスキルは、将来プロの現場でも同じ場面で活かすことができます。高いレベルが求められるプロの現場ですが、学生の時に基礎となる土台となる力をつけておくことで必ずプロの現場でもより早く第一線に立つことができるはずです。

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