アニメのプロデューサーとは

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  • アニメプロデューサーのイメージ

    アニメのオープニングやエンディングを見ると、本当にたくさんの人たちがアニメ制作に関わっていることが分かります。

    その中でも、大きな責任を持つのがプロデューサーです。
    ただアニメのプロデューサーとはどんな仕事をしているのか、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。

    今回は、アニメのプロデューサーとはどんな仕事なのか、どうやってなるのかについてご紹介します。

    アニメのプロデューサーの仕事内容

    アニメのプロデューサーとは、大きく分けて「企画のプロデューサー」に「制作のプロデューサー」に分かれるということをまず覚えておいてください。

    それぞれ、どんな仕事をしているのか見てみましょう。

    企画のプロデューサー

    企画のプロデューサーとは、どんなアニメをつくるのかを考え、制作のための資金を集めるのが仕事です。

    よくアニメのクレジットで「製作委員会」という言葉を目にしますが、これはアニメ作品をつくるための資金を出している会社の集まりのことです。
    この製作委員会に入ってくれる会社を探すのが、企画のプロデューサーの仕事です。

    ちなみに、製作委員会に入っている会社にもプロデューサーと呼ばれる人がいるので、アニメのクレジットにはとても多くのプロデューサーの名前が載ります。

    制作のプロデューサー

    アニメのプロデューサーには、制作のプロデューサーもいます。
    こちらは、実際にアニメをつくっている現場のトップにあたる仕事です。

    日々のアニメ制作で、スタッフやスケジュールの管理をするのが制作のプロデューサーです。

    この記事では、こちらの制作のプロデューサーを中心にご紹介します。

    アニメのプロデューサーになるには

    プロデューサーの仕事イメージではアニメの制作のプロデューサーになるには、どうすれば良いのでしょうか。
    アニメの制作のプロデューサーはアニメの制作現場のトップであるため、入社してすぐになれるわけではありません。

    少しずつキャリアアップしていく必要があるのですが、プロデューサーになるまでの道のりをご紹介しましょう。

    制作進行

    アニメのプロデューサーになるにはまず、制作進行からスタートします。

    制作進行とはアニメの各話の制作進行を管理するのが仕事です。
    納期に間に合うように、各工程のスケジュールを管理したり指示を出したりして、現場のスタッフをまとめます。

    アニメーターが完成させた作画を回収してペインターに渡すなど、部門の違うスタッフ間のやり取りをするのも制作進行の仕事です。

    このように制作進行は、手を動かして作業するより、全体を見渡して調整する仕事の方が多いです。

    制作進行デスク

    制作進行からスキルアップすると、制作進行デスクになります。

    制作進行デスクとはアニメ制作のスケジュールを決めたり、予算内でスタッフを手配したり、幅広い仕事をするスタッフのことです。

    制作進行はアニメの各話のスケジュールを管理しますが、制作進行デスクは制作進行を管理し、アニメ全体のスケジュールを管理しています。

    制作進行デスクは、アニメプロデューサーとやりとりしながら仕事を進めていきます。

    制作進行デスクとアニメプロデューサーの違いは?

    基本的に、制作進行デスクが社内の調整を担当し、アニメプロデューサーは社外とのやり取りを担当していることが多いです。

    たとえば製作委員会からの依頼があれば、アニメプロデューサーが現場に伝え、制作進行デスクが現場の作業を調整します。

    ただ、制作会社によってそれぞれの役割も変わってきます。
    アニメプロデューサー自身が社内のスケジュール管理までやっているところもあれば、アニメプロデューサーは完全に社外とのやり取りしかしないというところもあります。

    このように、制作進行デスクとアニメプロデューサーは業務が被ることもあるので、制作進行デスクの仕事はアニメプロデューサーになるのにとても役立ちます。

    アニメのプロデューサーになるためにすべきこと

    アニメのプロデューサーになろうと思う人たちアニメのプロデューサーとは制作の責任者なので、しっかりした知識や経験がある人がなれる職種です。

    ここからは、アニメのプロデューサーになるために、早いうちからすべきことについてご紹介します。

    まずはアニメ業界に入る

    アニメのプロデューサーには経験が求められるので、まずはアニメ業界に入ることが第一歩になります。

    早く業界に入ろうと思って、高校を卒業してすぐに就職しようと考えている方もいるかもしれませんが、会社は即戦力を求めるので、アニメについて勉強したことがある人の方が採用されやすいです。

    できれば、アニメについてきちんと勉強してから業界に入るようにしましょう。

    アニメ制作について幅広い知識を持つ

    アニメのプロデューサーとは制作現場のトップであり、アニメ制作についてきちんと知識がないと、予算やスケジュールを決めるのは難しいです。

    アニメ制作の企画から完成まで、どんな作業があって、どれくらいの時間がかかるのかということを把握している人が、アニメのプロデューサーになれるのです。

    そのためには、チームでアニメ制作を経験すると良いでしょう。
    実際に働いて経験するのが良いですが、学生のうちからこのような経験をしておくと、理解も早くなります。

    まとめ

    アニメのプロデューサーとは、企画と制作にそれぞれ分かれます。
    制作側のアニメのプロデューサーになるには、制作部に入ってステップアップしていく必要があります。

    アニメのプロデューサーになるには、アニメ制作の幅広い知識を身につけて業界に入ることが大切になります。
    そのためには、まずは専門学校に通って基礎知識をしっかりつけるのがおすすめです。

    大阪アミューズメントメディア専門学校では、アニメ制作に関する知識を基礎から応用までしっかり学ぶことができます。
    アニメのプロデューサーの仕事をしたい方は、ぜひ体験入学や資料請求も検討してみてくださいね。

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