アニメーターになるための勉強って何をすればいい?具体的な勉強方法をご紹介

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    アニメーターとして仕事をしていくには、アニメや絵が好きであること以外にも必要な能力がたくさんあります。

    その能力を身につけるには、アニメーターになるための勉強をしなくてはなりません。

    この記事では、アニメーターになるため勉強として、どのようなことが必要なのかを説明していきます。

    アニメーターになるために勉強すべき技法

    アニメーターを目指すのなら画力を上げる必要があることは、みなさんの想像の通りですが、画力とは具体的にどういったものなのでしょうか。

    アニメーターに必要な画力の基本をみていきましょう。

    デッサンのスキル

    デッサンは素描(そびょう、すがき)とも呼ばれ、立体的なものを平面に描写する技法で、下絵のことを表します。

    アニメの中には、人間や動物、建物、植物、食べ物、架空の生物や物体など、様々な物体が登場しますね。

    この世に存在するありとあらゆる物体を、どんな角度からでも描ける能力が、アニメーターには必要なのです。

    もちろんアニメの画風によっては、リアルさが求められないものもありますが、基本的なデッサンのスキルは身につけておくと大変役立ちます。

    デッサンのスキルは日々の鍛錬で上達していくものなので、日常的にデッサンの練習をして、観察力と表現力を身につけましょう。

    レイアウトのスキル

    レイアウトとは構図や配置のことです。

    1枚の絵に対して何をどこに、どういうバランスで構成するかということを考える必要があります。

    レイアウトのスキルがなければ、いくら絵が上手でもいまいちパッとしない印象の絵になってしまいます。

    物体を立体的に描くデッサンに慣れてきたら、物体の周りの風景も視野に入れてみましょう。

    パースのスキル

    パースとは背景を描くときに欠かせない知識で、平面のイラストに立体感と奥行きを生み出す手法です。

    近くにあるものを大きく、遠くにあるものは小さく描く遠近法や、小さく描かれた遠くのものが、地平線上の消失点で消えるように描く透視図法、視点の高さを表すアイレベルといった、より専門的な技法が存在します。

    マンガやイラストはもちろん、アニメでは特に躍動感や臨場感を表現する必要があるので、パースのスキルはより重要になってきます。

    主となる人物と建物を配置して描く練習を欠かさないようにしましょう。

    クリーンアップのスキル

    クリーンアップは、粗い線で描かれている原画の清書を行う作業です。

    一般的に、動画の仕事に就いたら始めに任される作業ですが、作画の流れの中でかなり重要な工程といえます。

    粗く描かれている線をなぞるというと、それほど難しくないように聞こえる人もいるかも知れません。

    しかし、原画がもつニュアンスを壊さないように手を加えなくてはいけない、彩色のときに支障が出ないように線を途切れさせてはいけないというように、注意しなくてはならないことが多くあり、慣れるまでに時間を要する作業です。

    アニメーターにはこういう能力も必要

    アニメーターにはこういう能力も必要アニメーターに必要な能力は画力以外にもあります。

    基本的な絵の技法以外に、アニメーターとして必要な能力を身につけられるように意識していきましょう。

    協調性

    アニメーターとしてアニメスタジオで仕事をすることになれば、チームの一員としてアニメを作っていくことになります。

    自分の好きなように描くのではなく、仕事として与えられたものに対し、責任を持ってこなさなくてはいけません。

    人と話すことが得意である必要はありませんが、チームワークを意識して仕事ができる協調性は大事です。

    絵を描くスピード

    アニメーターには、画力だけではなく、絵を描くスピードも求められます。

    アニメ制作は常に納期との戦いになるため、クオリティの高い原画を迅速に仕上げていく能力が必要になります。

    スピードと正確性はどちらも欠かせないものなので、今のうちから絵を早く描き上げる練習をしておきましょう。

    ポートフォリオ作成スキル

    ポートフォリオとは作品集のことで、人物、風景のデッサンや模写、トレースといった自分の今までの作品をファイルにまとめたものです。

    ポートフォリオを作成するのであれば、基本的な技法を一通り習得していることが前提になります。

    自分が学んできたものを、現段階の実力で表現した集大成ということになりますね。

    このポートフォリオをアニメ制作会社に持ち込むことになります。

    アニメーターになるための勉強方法は?

    アニメーターになるための勉強方法は?アニメーターになるための勉強をするには、どういった方法があるのでしょうか。

    大きく分けると独学で学ぶ方法と、アニメーターに関する知識や技術が学べる専門のスクールに入学する方法の2つがあります。

    アニメーターになるために学歴や資格は必要ないので、独学で夢を叶えることは不可能ではありませんが、かなり厳しい目で自分の絵を客観視できなくてはなりません。

    独学で学ぶ場合は、基礎が疎かにならないように十分注意し、上で紹介したような技法を、専門書を見てマスターすることはもちろん、基礎練習として、デッサンの他にも、お手本となる絵の複写やトレースを行いましょう。

    しかし、アニメーターになるための勉強を独学でする場合、練習がどうしても自分の得意なものや好きなものに偏ってしまい、苦手を克服することが疎かになりがちです。

    また、自分の描き方の課題点を指摘してくれる指導者もいないので、独りよがりな判断基準になってしまわないように注意する必要があります。

    可能な限り、アニメーターの専門知識が学べるスクールに通った方が、しっかり基礎から学べるのでおすすめです。

    まとめ

    これまで、アニメーターになるための勉強について説明してきました。

    独学でアニメーターを目指す方もいらっしゃいますが、アニメーターに必要な知識をしっかり学びたいという意志があるのであれば、専門のスクールに通うことをおすすめします。

    大阪アミューズメントメディア専門学校のアニメーション学科であれば、プロのアニメーターからの直接指導が受けられる上に、実際にオリジナルアニメの制作をすることによって、アニメの全工程を理解することができます。

    アニメーターになるための勉強をしたい方は、まずは気軽に、大阪アミューズメントメディア専門学校の資料請求や説明会参加をしてみてはいかがでしょうか。

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