小説家になるには?高校生がやるべきこと

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  • 図書館にいる高校生

    将来の夢は小説家という高校生にとって、「小説家になるには、何をすればいいの?」「高校生でもなれる?」というのはよくある悩みだと思います。

    今回は小説家になりたい高校生に向けて、今やるべきことを紹介します。

    今すぐ小説家になりたいという高校生も、大人になったら小説家になりたいという高校生も、ぜひチェックしてみてください。

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    小説家になるには何をすべきか

    小説家になるには、スキルを身につけることと作品を読んでもらうことが大切です。
    ここでは具体的な方法を3つ紹介します。

    文章力を磨く

    小説家に必要なスキルと言えば、豊かな語彙力や素晴らしい表現力などが思い浮かびますが、それ以前に基本的な文章力が求められます。

    基本的な文章力とは、「てをには」を正しく使っているか、主語と述語が対応しているかなどを指します。

    自分ではできていると思っても、長い文章を書いていると意外とミスしてしまうものです。

    文章を声に出して読んでみて、違和感を感じたり、つっかえたりするところはないか確認してみましょう。

    インプットをしっかりする

    アイディアが豊富な人は、インプットをしっかりしていることが多いです。
    小説家のインプットとは、本や映画などで色々な物語に触れたり、旅行先でその土地にしかないものを見たりと、情報を取り入れることです。

    インプットによって自分の中にアイディアを蓄えることができるので、高校生のうちから色々な経験をしておきましょう。

    作品を読んでもらう

    作品ができたら、必ず誰かに読んでもらうにしましょう。
    「まだ見せられるようなレベルじゃない・・・」と思っていても、読んでもらうことで上達するので、まずは読んでもらうことが大切ですよ。

    身近な人に読んでもらって、良かったところや読みにくかったところを聞いてみましょう。

    また、インターネットで公開するのもおすすめです。
    自分の作品にブックマークやコメントがつくと、やる気もアップするので、小説サイトやSNSを使って積極的に作品を公開しましょう。

    高校生のうちに小説家になれる?

    原稿用紙と万年筆高校生の中には、今すぐにでも小説家になりたい!と思っている人もいるでしょう。

    小説家デビューの王道といえば新人賞ですが、新人賞には年齢制限がないので、高校生でも受賞さえすればデビューできる可能性はあります。

    そのため、高校生のうちからどんどん作品を書いて新人賞に送りましょう。

    高校生で文学賞を受賞した小説家

    これまで、高校生で文学賞を受賞した小説家もいます。
    高校生でデビューした小説家の経歴を見てみましょう。

    綿矢りささん
    17歳の時に初めて書いた「インストール」で河出書房新社の文藝賞を受賞しました。
    同作は2年後に芥川賞を受賞し、映画化もされています。

    高校卒業後は早稲田大学に進学し、大学在学中の19歳の時「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞。
    大学卒業後から、専業作家としての活動を始めました。

    羽田圭介さん
    綿矢りささんが高校生で小説家デビューしたのに影響を受け、高校2年生から小説を書き始めます。

    17歳の時、「黒冷水」で河出書房新社の文藝賞を受賞。
    高校卒業後は明治大学に進学し、在学中に文藝で発表した「走ル」が芥川賞候補作に選ばれました。

    大学卒業後、一度は就職しましたが、1年半で退職して専業作家になっています。

    高校生で小説家になれなくても諦めないこと

    高校生で小説家になるには新人賞に応募することが大切ですが、高校生のうちから受賞するのはレアケースなので、もし受賞できなくても諦める必要はありません。

    もし高校生のうちに受賞できなかった場合は、小説を学べる学校に進学しましょう。

    小説を学べる学校

    高校卒業後に小説を学ぶ場合、大学か専門学校どちらかに進学するのが一般的です。
    大学と専門学校の違いは、次の通りです。

    大学
    大学の文学部では、小説の書き方よりも、作品の解釈などを学んで主に読解力を身につけます。

    早稲田大学や東京大学、慶應義塾大学など、偏差値の高い大学ほど多くの小説家を輩出している傾向にあります。

    専門学校
    専門学校では、ストーリーや登場人物の考え方、表現方法など、小説の書き方を中心に学びます。

    専門学校の場合デビューサポートが手厚く、編集者が学校に来て作品の添削をすることもあり、その場でデビューが決まることも珍しくありません。

    まとめ:プロに見てもらうことが大切

    オープンキャンパスの様子高校生で小説家になるには、小説を書くスキルを上げる必要があります。
    記事の前半で、人に読んでもらうと上達すると紹介しましたが、プロに読んでもらって添削してもらうことで、さらに早く上達することができます。

    でも、「身近にプロなんていない」と思った方も多いのではないでしょうか?

    実は専門学校のオープンキャンパスで、プロから作品の添削をしてもらえるチャンスがあります。

    大阪アミューズメントメディア専門学校では、オープンキャンパスでプロに教わりながら小説が書けて、さらに作品へのアドバイスももらえます。

    テーマや講師は日によって変わるので、詳しい内容は体験説明会のページをチェックしてみてください。

    >>小説家になるにはどうすべき?誰でもなれるのか

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