声優になるなら滑舌トレーニングが必須!すぐに実践できて自信がつく9つの方法

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    「声優は滑舌が良くなければ仕事がもらえない」と言っても過言ではありません。

    人気の声優を思い浮かべても、滑舌の悪い人はまずいないでしょう。

    声優を目指している多くの人が、言葉を明確に発音する方法を模索しています。

    そこで、滑舌トレーニングを日課にすれば、誰でも聞き取りやすく言葉の意味を伝えやすくなりますよ。

    本記事では滑舌トレーニングの方法や、滑舌が悪くなる原因なども解説しているので参考にしてください。

    • この記事の監修者
    • 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属67.7%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
    • 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。
    • この記事の監修者
    • 大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科は、プロダクション直接所属67.7%。 インターンシップではプロの声優と一緒に仕事ができ、学生のうちから現場を経験できます。
    • 柿原徹也さん、白井悠介さん、降幡愛さんなど、AMG卒業生の人気声優もたくさんいらっしゃいます。

    滑舌をトレーニングすることで得られるメリット

    滑舌をトレーニングすることで得られるメリット

    滑舌トレーニングは舌や口の動きを滑らかにすることで、声優としてもメリットがたくさんあります。

    自信があるように見られる

    モゴモゴ話している人を見ると、なんとなく自信がないのかな?と感じてしまいますよね。

    特に声優は声を生業としているので、滑舌が悪いと仕事を与える側が心配してしまうことも。

    また、単純に人と話すのが苦手な人の特徴として、滑舌に自信がないこともあげられます。

    滑舌トレーニングすれば、声優の仕事だけではなく、日頃からいろいろな人とコミュニケーションを取りたい気持ちが高まるのもメリットです。

    「プロの声優なら滑舌の良さは当たり前のことだ」と思っている人が大半でしょう。

    そう考えると滑舌が良くなることで、声優としての自信が必然的につきます。

    滑舌のよさは精神にも影響するので、トレーニングするのがおすすめです。

    同じことをもう1回言わなくても済む

    面白い話をしているのに、滑舌が悪いせいで相手から「え?」と言われたこともあるのではないでしょうか?

    相手にきちんと伝わらなければ、たとえ面白い話だとしても台無しになってしまいます。

    話し相手に何て言ったのかを聞き返される場面が多くなったら、滑舌が悪くなっている証拠です。

    滑舌トレーニングすれば、自分が伝えたいことを伝えられます。

    人を惹きつけられる

    滑舌が良くなると同時に、声が通るようになります。

    ハキハキと良く通る声になれば、自然に人を惹きつけられます。

    人は耳から情報を得ることが多く、行間や雰囲気などで人となりがわかるものです。

    大勢の中にいても声が通れば、目立つ存在になれるでしょう。

    すぐできる滑舌トレーニングの方法

    すぐできる滑舌トレーニングの方法

    自宅や隙間時間でできる滑舌トレーニングの方法をご紹介します。

    滑舌トレーニングは毎日行うことで、効果が高まりますよ。

    すべての方法を実践する前に、「らりるれろ」を3回言って、現在の滑舌状況を知ってください。

    スムーズに言えなかった人は、毎日滑舌トレーニングをきっちり行いましょう。

    割り箸を噛んで表情筋を鍛える

    割り箸を使った滑舌トレーニングは、声優なら誰もが行う方法です。

    割り箸を噛む方法は、2パターンあるのでそれぞれ試してみてください。

    割り箸を横にして噛む方法

    1. 割り箸を1本用意し、横にして噛む
    2. 「らたなかさ」を繰り返し発音する

    自然に笑顔が作れ、表情筋も鍛えられます。

    割り箸を縦にして噛む方法

    1. 2本の割り箸を縦にして太い方をそれぞれの奥歯で噛む
    2. 鏡で見て八の字になっているか確認
    3. 「らたなかさ」を繰り返し発音する

    コツは「割り箸を動かさない」「舌の動きを意識する」「腹式呼吸する」ことです。

    ストローを使って舌を正しい位置に戻す

    滑舌を良くするために、息の使い方も大切です。

    1. ストローを1本用意して口に咥える
    2. 「トゥトゥトゥ」と息をかけるイメージ

    ストローから息がはみ出さないように注意し、そのままストローの中に入っていくようなイメージで行います。

    繰り返し行うことで、舌を正しい位置に戻せてきれいな発音ができるようになりますよ。

    早口言葉を練習する

    こちらも基本的な練習方法で、舌を滑らかにできます。

    早口言葉の一例

    1. 生麦生米生卵(なまむぎなまごめなまたまご)
    2. 隣の客はよく柿食う客だ(となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ)
    3. 東京特許許可局(とうきょうとっきょとかきょく)
    4. 除雪車除雪作業中(じょせつしゃじょせつさぎょうちゅう)
    5. 肩たたき器(かたたたきき)

    ポイントは早く喋るというよりも、しっかり発音することです。
    口が動いているか注意しながら発音してください。

    外郎売を繰り返す

    外郎売には早口言葉もあり、滑舌を良くする要素がたくさん詰まっています。

    アナウンサーや俳優を目指す人も、必ずといってもいいほどトレーニングする項目です。

    さらに外郎売は演技や発音のトレーニングができるので、毎日最低でも1回は読むようにしましょう。

    1. 最初はゆっくりはっきりと朗読する
    2. 慣れてきたらスピードをアップして抑揚をつける
    3. さらに感情を込めてはっきり朗読する(身振り手振り)

    外郎売をマスターすれば、滑舌や発音、演技力がアップしますよ。

    天井に向かって舌を出す

    天井に向かって舌を出すことで、舌の筋肉を鍛えます。

    この方法は女優でも行っており、顔のフェイスラインをスッキリさせるので、小顔になるメリットもありますよ。

    1. 顔を天井に対して平行にする
    2. 思いっきり舌を天井に向けて突き出す
    3. 数秒間舌をキープしてから戻し正面を向く
    4. 少し疲れるくらいまで繰り返す

    タングトリル

    タングトリルは上の歯の裏側に舌をつけ、舌先を「トゥルルルル」と振動させる方法です。

    これによって声帯が開いて声を出しやすくなります。

    1. 口を少し開く
    2. ラ行を話すときの舌の形にする(上顎につける)
    3. 息を吐きながら舌先に振動を与える

    舌先に力が入るとうまくいかないため、リラックスした状態で行いましょう。

    うまくいかない人は、電話の「トゥルルル」をイメージしてみてください。

    ゆっくり腹式呼吸を行う

    呼吸法も滑舌の良さに深く関係するものです。

    腹式呼吸をマスターすれば、声量が一定になり、滑舌の改善にもなります。

    1. 仰向けに寝る
    2. お腹が萎むのを感じながら息を吐ききる
    3. 体をリラックスさせてお腹が戻るのを感じる
    4. 何回か繰り返し行う

    また、立った状態でも腹式呼吸することで、現場でもしっかり声が出るようになります。

    単語ごとに最初の文字に対して、息を強く吐くようなイメージで行いましょう。

    (例)かつぜつの トレーニングは とても むずかしい ですね。

    普段から腹式を意識して行うだけでも変わってきますよ。

    ラ行を徹底的に改善する

    ラ行が話しにくい原因として、舌をたくさん使うことがあげられます。

    ラ行を改善するだけでも、滑舌が一気に良くなりますよ。

    1.「リリリ」を3回言う

    舌の筋トレになります。しっかり舌を動かすように意識してください。

    2.「りゃ・りゅ・りょ」の拗音を言う

    普段あまり使用する頻度の少ないラ行の拗音をマスターしましょう。使わない舌の筋肉が鍛えられ、舌の動きが滑らかになります。

    3.「だらだりだるだれ×2・だらだりだれだろう」を5回言う

    「だらだりだるだれ・だらだりだるだれ・だらだりだれだろう」を5回繰り返します。
    舌の動きが似ている「だ」と「ら」を繰り返すことで、噛んでしまうのを防ぐ方法です。

    滑舌トレーニングアプリを活用する

    スマホアプリを使ってトレーニングする方法もあります。

    滑舌トレーニングがマンネリ化してしまったら、たまに利用するのもひとつの手です。

    ただし、ゲーム感覚でトレーニングする程度だと思ってください。

    声優滑舌アプリ

    自分の滑舌をチェックできる便利アプリです。

    滑舌の得点をみんなで競える「滑舌王」も開催しています。

    あ〜わ行までのトレーニング課題が100個以上収録。

    声優滑舌アプリ

    はやくちことば – 聞いて、話して、日本語スラスラ。

    アプリが読み上げる早口言葉を聞いて、同じように言うiPhone専用アプリです。

    制限時間があるので、ちょっとしたゲーム感覚でトレーニングできます。

    アプリが早口言葉を聞き取り、文字として画面に表示してくれますよ。

    はやくちことば – 聞いて、話して、日本語スラスラ。

    滑舌トレーニングしてよかった人の声

    滑舌トレーニングしてよかった人の声

    滑舌トレーニングしてよかったと感じている人の声をまとめました。
    やはり声優なら滑舌トレーニングは、避けて通れないものだとわかります。

    オーディションに合格した

    SNSでは実体験として「滑舌トレーニングをしてオーディションに合格した!」などという声もあるようです。

    また、「辛かったけど滑舌トレーニングした甲斐があった!」などの声も。

    滑舌トレーニングの成果をオーディションで発揮するために、毎日頑張ってきた人が報われたのを見るとモチベーションが上がりますよね。

    副次的なメリットもたくさんある

    滑舌トレーニングは声優を目指している人だけではなく、いろいろな人にも役立ちます。

    例えば、舌の筋肉を鍛えることで、顔のたるみやほうれい線にも効果的です。

    中には「声優を目指して滑舌トレーニングしていたけど、同時に美活にもなった!」などの声もあるようです。

    特に声優アイドルを目指している人は、滑舌トレーニングの副次的メリットがたくさんあるので、毎日鍛えながら美容効果を高めている人もいるみたいですね。

    滑舌が悪くなる主な原因

    滑舌が悪くなる主な原因

    滑舌トレーニングしていても、滑舌が悪くなる習慣が身についていたら効果も半減してしまいます。
    ここでは滑舌が悪くなる原因を見ていきましょう。

    舌の先端を浮かせながら話している

    舌がうまく使えないので、口を横に引っ張って舌の先端を浮かせながら話していると、舌足らずのような喋り方になります。

    舌足らずになると子供っぽい話し方になり、矯正するのも大変です。

    さらに、早く喋ろうという意識がある人は、舌を使わないため滑舌が甘くなる可能性もあります。

    腹筋に力が入っていない

    腹筋に力が入っていないと姿勢も悪くなります。

    姿勢が悪いと舌の筋肉も動かしづらくなり、口も開けにくい状態になることも。

    特に猫背の人は喉に空気が通りにくくなり、うまく発声ができなくなってしまいます。

    滑舌トレーニングだけではなく、腹筋を鍛えることで自然に姿勢がよくなりますよ。

    呼吸が浅くなっている

    人は無意識に呼吸が浅くなる傾向にあります。

    呼吸が浅くなることで、口や舌などに力が入りにくくなるものです。

    鼻で深く呼吸し、意識するようにしましょう。

    また、緊張時にも呼吸が浅くなるので、オーディションを受ける前は深く息を吸って呼吸を整えるのがおすすめです。

    間違えた滑舌トレーニングをしている

    滑舌トレーニングは正しく行うことで効果を発揮します。

    しかし、普段意識しない場所を鍛えるためには、しっかりしたフォームで行うのが必須です。

    筋トレもフォームを間違えると効果が半減してしまうのと同じで、滑舌トレーニングも正しい方法で行いましょう。

    滑舌を本気で直したいなら専門学校でトレーニング

    滑舌を本気で直したいなら専門学校でトレーニング

    初めて滑舌トレーニングするなら、できるだけプロに教わるほうがベストです。

    自宅でも滑舌トレーニングするのがベストですが、まずはきちんと正しい方法で行わなくてはなりません。

    声優を目指して滑舌トレーニングするなら、専門学校で教わるのもひとつの手です。

    大阪アミューズメントメディア専門学校の声優学科では初心者にわかりやすく滑舌トレーニングのレッスンを行っています。

    さらに声優になるための発声法など、基礎から勉強できますよ。

    まとめ

    滑舌トレーニングする方法や注意すべきポイントを解説

    滑舌トレーニングする方法や注意すべきポイントを解説してきました。

    ここで紹介した以外にも滑舌トレーニングする方法がありますが、独学では難しいことも出てくるでしょう。

    そんなときは、専門学校のプロ講師に教えてもらうのがおすすめです。

    大阪アミューズメントメディア専門学校の声優学科では、声優になるための技術や知識など、実力をつけるためのサポートを行っています。

    カリキュラムでは「感情解放」「ダンス」「オーディションガイダンス」「アフレコ実習」なども豊富にあり、オーディションや現場で通用できるレッスンも実施。

    また、オープンキャンパスに行ってみたい方は交通費もサポートしてくれるので、遠方からくる人でも気軽に参加できますよ。

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    監修・運営者情報

    監修・運営者大阪アミューズメントメディア専門学校 声優学科
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