イラストレーターの年収は?フリーランスの収入や給料を上げる方法も解説

イラストレーターの収入は?調査結果まとめ

イラストレーターになりたいけど、収入面が気になるというお悩みをよく聞きます。

そこでイラストレーターの収入について、さまざまな調査結果をまとめました。
実際の求人もチェックして、イラストレーターの収入の不安を解消しましょう。

1

この記事の監修者

大阪アミューズメントメディア専門学校 キャラクターデザイン学科では、大好きなイラストやデザインを仕事にするためのスキルを学びます。

就職・デビューどちらもサポートしているので、自由に働き方が選べるのも魅力です。

イラストレーターの平均収入

イラストレーターの収入について、各求人サイトが、掲載している求人を元に平均収入を公表しています。

ここでは、3つの求人サイトのデータを比べてみましょう。

・求人ボックス「イラストレーターの仕事の年収・時給・給料情報」
正社員のイラストレーターの平均年収は362万円、月給では約30万円です。
アルバイト・パートは平均時給1,093円で、派遣社員では平均時給1,495円というデータが公表されています。

・doda「クリエイティブ系の平均年収」
グラフィックデザイナーとイラストレーターを一緒に集計していて、平均年収は383万円となっています。
男女別の平均年収も公表していて、男性は424万円、女性は354万円です。

・マイナビAGENT「クリエイティブ系 年収ランキング」
こちらもグラフィックデザイナーとイラストレーターを一緒に集計しています。平均年収は345万円です。

3つの求人サイトのデータを見ると、イラストレーターの平均年収は330万〜350万円ほどということが分かります。

一般的な会社員と比べると、事務員の平均年収が約337万円なので、ほぼ同じくらいだと言えます。

実際の求人ではどれくらい?

続いて、イラストレーターの収入をもっと具体的にイメージするために、実際にある求人の一例を紹介します。

都内のイラストレーターの、初任給(学校を卒業してすぐ就職した時の給料)を見ていきましょう。

  • 広告・Web制作会社のイラストレーター(正社員):月給22万円
  • 広告会社のイラストレーター(正社員):月給22万7千円
  • ゲーム制作会社のイラストレーター(正社員):月給24万円
  • ゲーム制作会社のイラストレーター(正社員):月給23万1千円
  • テレビ番組内で使われるフリップを描くイラストレーター(正社員):月給20万円

国の調査によると技術職の初任給の平均は、大学卒で約21万円、短大卒で約18万円なので、全体の平均と比べてもイラストレーターの初任給は同じくらいかやや高い方だと言えます。

フリーランスのイラストレーターの収入

フリーランスのイラストレーターの収入
ここまで、会社で働くイラストレーターの収入を紹介してきましたが、イラストレーターは会社に所属しないで個人で働くことも可能です。
このような働き方を、「フリーランス」と言います。

イラストレーターの働き方を調査した「イラストレーター白書 2019」によると、イラストレーターの約80%がフリーランスとして活躍しています。

フリーランスは自分で仕事量を調整できるため、人によって収入はさまざまですが、中には会社に所属するイラストレーターよりも収入が多い場合もあります。

フリーランスで働くイラストレーターの単価の相場

独立し、フリーランスとして働くイラストレーターは多いですが、単価の相場はどれくらいなのでしょうか。一口にイラストレーターと言っても、駆け出しの人とある程度知名度がある人では単価も異なります。

フリーランスとして働くイラストレーターの単価の相場について、企業との直接契約、クラウドソーシング、スキルマーケットの3つのケース別に見ていきましょう。

直接契約の場合

フリーランスのイラストレーターが、企業と直接契約する形で仕事の依頼を受けた場合、一般的な相場単価は数千円から10万円ほどです。
単価は、イラストの大きさや制作の難易度などによって左右されます。例えば企業ロゴの単価の相場は、数千円から3万円ほどになっています。
イラストレーターとしての知名度が上がると、企業側が制作依頼を求めるスタンスになるため、単価が上がるように交渉してから仕事を受けるのが一般的です。
イラストの制作内容や交渉スキルによって差はありますが、単価は2万円から10万円ほどになることが多いでしょう。
例えば、継続依頼で単価4万円のイラストを月間15枚獲得できれば、月収は60万円になり、年収720万円に到達することが可能です。

クラウドソーシングの場合

クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で不特定多数に対して業務を発注する業務形態で、最近では日本でも利用者が増加しています。

独立後にクラウドソーシングを利用してイラストレーターとしての知名度を上げるケースも珍しくありません。

クラウドソーシングでは、企業ができる限り安くイラストを発注する傾向が強く、イラストの単価は数千円~5万円ほどです。クラウドソーシングを始めたばかりの段階では、単価が1万円に満たない案件が多いかも知れません。

しかし有名イラストレーターになり、企業から直接スカウトやオファーを得ることができれば、単価は1万円~5万円程度上がるでしょう。

スキルマーケットの場合

イラストレーターとしての実績や知名度が上がってくると、スキルマーケットで仕事を手に入れる道も開けます。

スキルマーケットとは、個人がサービスの売買を行う場を提供するプラットフォームで、イラストやホームページの制作、外国語の翻訳、美容系のアドバイスなどのサービスを出品できます。

単価の相場は数千円から10万円と幅広く、自身の営業も兼ねて単価を設定するのが一般的です。例えば、最初はお試し価格として5,000円で納品し、次回以降は5万円で受注するといったやり方もあります。

また、スキルマーケットでは、単価を自分で設定できるので、有名イラストレーターになれれば強気な価格設定で出品することも可能です。

スキルマーケットでは、イラストレーターの営業力やマーケティング力などよって単価が左右される性質があります。

イラストレーターで年収アップを狙うには

イラストレーターとして収入アップを狙うには
ここまでイラストレーターの平均収入を見てきましたが、イラストレーターの収入は個人差も大きいです。

たくさん稼げるイラストレーターになるには、どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、イラストレーターとして収入アップを狙う方法について紹介していきます。

実績を積んでフリーランスになる

フリーランスのイラストレーターは、会社に所属するイラストレーターより収入が多いこともあると解説しました。

とはいえ学校を卒業してすぐにフリーランスになるのはあまりおすすめできません。

収入が十分にあるフリーランスのイラストレーターは、過去の実績を認められたことで、仕事をもらっているからです。

実績を作るためには、まずは会社に就職するのがおすすめです。
新人のうちは、会社が取ってきた仕事をこなして実績を作ると良いでしょう。

会社員からフリーランスになった方が、収入も安定しやすくなります。

丁寧なポートフォリオを作成して単価を上げる

フリーランスのイラストレーターとして仕事を受注する場合、経験が浅くスキルが未熟な人は、イラスト1枚あたりの単価が低くなってしまいます。年収を上げるためには、イラスト1枚あたりの単価を上げることが必要です。

単価を上げるためには、丁寧なポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは、自分の実績やスキルを評価してもらうために作成する作品集です。ポートフォリオは、実務で書いたイラストだけで構成する必要はありません。どういったイラストが描けるのか、自分の魅力は何かをクライアントに明示しましょう。

最近ではWeb上で閲覧できるポートフォリオの活用も広まっていて、場所を選ばない営業ツールとして注目されています。また、SNSをポートフォリオのように活用しているイラストレーターも少なくありません。

SNSの活用は、一般人のファンの獲得や出版関係者の目に留まる可能性といったメリットがあります。さらに、別業種のクリエイターとSNSで繋がることで、後々仕事につながるケースもあります。

オリジナリティを磨く

イラストレーターとして年収を上げたいのであれば、スキルはもちろん、個性を磨くことも大事です。数多くのイラストレーターの中から選ばれるには、自分にしか出せない味や作風、自分にしか描けないキャラクターといった個性で勝負することが必要になってきます。

自分だけのオリジナルキャラクターを生み出し、一目であなたが描いたと分かるような作風や画調で知名度が上がれば、イラストレーターとしてのアイデンティティが確立し、大きな強みになります。

また、そのキャラクターがグッズ化やアニメ化された場合は、ロイヤリティ料が発生して収入も増えます。簡単に達成できる道ではありませんが、ここまでイラストレーターとして大成できれば、かなりの高収入が見込めるでしょう。

イラスト以外のスキルを習得して仕事の幅を広げる

イラストレーターとして収入を上げるためには、仕事の幅を広げることが大事です。仕事受注のチャンスが舞い込んでも、苦手なジャンルだから受注できないということは避けたいところ。

どんな人でもイラストの得意不得意はありますが、苦手なジャンルのイラストもある程度は描けるようにスキルを磨いていきましょう。また、イラスト関連のスキルが身についているとクライアントから重宝されます。

例えば、グラフィックデザインやレイアウトに関する知識、イラストを用いたアニメーション制作も可能、HTMLやCSS、JavaScriptを用いてWebサイト制作も可能といった知識・スキルを身につけていると、他のイラストレーターと差をつけることができ、アピールできるシーンが増えます。

描くスピードを上げる

イラストレーターは、スキルによって収入に差が出やすい仕事です。
特にフリーランスは、短い時間でたくさん描けた方が仕事もたくさん受けられます。

先ほど紹介したイラストレーター白書 2019にも、多くのイラストレーターが「どうやって制作するスピードを上げられるか」を課題にしているというデータがあります。

資料を見なくてもイラストを描けるようにする、デジタルソフトを使いこなすなど、効率よく作業できるように普段から意識しましょう。

転職する

イラストレーターとして企業に勤めている場合、企業によっては給与に関する規定があることがあります。そのため役職が変わらないと昇給できないといったケースも珍しくありません。

こういう場合は、転職を検討しても良いでしょう。クリエイターの転職では、あまり短期間で何回も転職しているわけではないのであれば、不利になることはあまりありません。

給料に関する交渉は入社してからよりも、入社前の方がしやすいため、年収を上げるために転職するという方法も選択肢のひとつと言えます。

アートディレクターになる

イラストレーターからスキルアップして、アートディレクターになることもできます。

アートディレクターは、イラストレーターに指示を出したり、イラストレーターが描いたイラストのチェックや修正をしたりして、作品のクオリティーを保ちます。

イラストレーターよりも高い画力が求められ、責任も大きいですが、その分収入も上がります。

アートディレクターの収入を各求人サイトで調べたところ、平均年収は402万円〜492万円と、イラストレーターと比べてかなり高いことが分かりました。

・求人ボックス「アートディレクターの仕事の年収・時給・給料情報」・doda「クリエイティブ系の平均年収」・マイナビAGENT「クリエイティブ系 グラフィックデザイナー・イラストレーター」

イラストレーターの仕事内容とは?

イラストレーターの仕事内容は、ポスター・チラシや広告、雑誌、新聞などの印刷媒体をはじめ、Webサイトやアニメーション、ソーシャルゲームといったデジタル画像、商品カタログや取扱説明書などのイラストを描くことです。

その媒体を見る人を楽しませる、商品のイメージを高めるなど、イラストを通してメッセージを伝えることが仕事と言えます。イラストレーターは、クライアントの要望に応じてイラストを描く必要があるため、自分の好きなイラストを描くわけではありません。

イラストレーターになるには?


イラストレーターになるには、まずは必要な道具から揃えることが大切です。ここからは、どのような流れでイラストレーターになれるのかを解説します。

必要な道具を揃える

イラストレーターに必要な道具は、以下の通りです。

ペンタブレット
パソコン
イラストレーションソフト
スキャナー
画像加工ソフトなど

ペンタブレットはペンで直接画面に描け、自然な描画感を得られます。描いた絵がデジタル処理され、パソコンの画面上に表示されます。

イラストを描く際はパソコンでの作業が中心となり、デザイン系のソフトウェアを使うことでデジタルでの制作が可能です。

また、スキャナーは手描きのイラストをデジタル化し、画像加工ソフトで修正・加工できます。これらの道具を組み合わせることで、効率的で高品質なイラスト制作が可能になります。

もちろん鉛筆、シャープペンを使ったアナログでもイラストは描けますが、現在はデジタルが主流です。

絵をたくさん描く

絵をたくさん描き続けることで技術が向上し、自分のスタイルを確立できます。ベテランのイラストレーターが「とにかくたくさん描きなさい」と助言するのは、描くことで観察力や表現力、創造性が養われ、自分の個性的な作風を見つけられるからです。

また、作品を量産することで、クライアントのニーズに合わせた柔軟な対応力も身につきます。イラストレーターとしての商売を成り立たせるには、単に絵を描くだけでなく、市場ニーズに合った作品を提供できる力が必要不可欠です。絵を描き続けることで、技術と感性、そして柔軟な対応力を身につけられるでしょう。

作品を公表する

作品を世に出すことで自身のスキルアップや認知度向上につながります。未発表の作品を公表することで、クライアントや視聴者からのフィードバックを得られ、自身の表現力や技術の向上に役立てられます。

また、自身のスタイルや個性を確立し、ファンを獲得することも可能です。さらに、作品を公表することで、クライアントからの仕事の依頼や、展覧会への出展など、新たな活動の場が広がるかもしれません。

専門学校で本格的にスキルを学ぶ

イラストレーターになるためには、デッサンや色彩構成、絵画などの基礎を身に着けて、クライアントの理想をイラストで実現できるスキルを養うことが大切です。紙に描く練習はもちろん、近年ではPCでのイラスト制作が主流になっているので、PCスキルも必須になります。

こういったスキルを基礎からしっかりと身につけたいのであれば、美術系の大学や専門学校に通うことをおすすめします。

大阪アミューズメントメディア専門学校 キャラクターデザイン学科は、プロの講師に直接教えてもらえる、学ぶための施設が整っている、仲間と切磋琢磨できるといったメリットのほかに、「産学共同プロジェクト」で在学中に実績を作れるので就職に有利です。
下記の記事でイラストレーターになるために何をすべきかを詳しく記載していますので、ぜひご確認ください。

>>イラストレーターになるには?仕事内容や必要な資格、スキルを解説

イラストレーターで取得したい資格

イラストレーターで取得したい資格

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定は、CG制作や映像制作などの使用スキルを証明する資格で、転職にも有利になります。また、検定取得によりCG制作の基礎知識を身につけられ、より高度な表現力を発揮できる資格です。

さらに、検定合格者はCGクリエイターとしての信頼性が高まり、安定した仕事を受注できる可能性が広がります。つまり、イラストレーターとしてCGクリエイター検定を取得しておくことで、ツールの使用スキルの証明、制作知識の習得、仕事の受注機会の増加など、さまざまなメリットが得られるでしょう。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験は、イラストレーターにとって必要不可欠なツールです。Photoshopの基本操作やレタッチ、合成などの知識を体系的に学べるため、より高度な表現力を発揮できるようになります。

Photoshopクリエイター能力認定試験は合格率が高いのがポイントです。実務能力が重視されるため、取得することで即戦力として企業に認められる可能性が高まるでしょう。

イラストレーターとしてPhotoshop®クリエイター能力認定試験を取得しておくことで、ツールの使用スキルの証明、制作知識の習得、仕事の受注機会の増加など、メリットが得られます。

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、Adobe Creative Cloudを使いこなすスキルを証明する資格で、クリエイター職に携わる上で大きな強みになります。Photoshopやイラストレーター、Premiere Proなどのアドビ製品は、イラストレーターにとって必要不可欠なツールです。

資格取得には実践的な能力が求められるため、自身のスキルアップにもつながります。イラストレーターとしてキャリアを積む上で、アドビ認定プロフェッショナルの資格は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

イラストレーターとして取得しておきたい資格は以下の通りです。

・CGクリエイター検定
・Photoshop®クリエイター能力認定試験
・アドビ認定プロフェッショナル

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定は、CG制作や映像制作などの使用スキルを証明する資格で、転職にも有利になります。また、検定取得によりCG制作の基礎知識を身につけられ、より高度な表現力を発揮できる資格です。

さらに、検定合格者はCGクリエイターとしての信頼性が高まり、安定した仕事を受注できる可能性が広がります。つまり、イラストレーターとしてCGクリエイター検定を取得しておくことで、ツールの使用スキルの証明、制作知識の習得、仕事の受注機会の増加など、さまざまなメリットが得られるでしょう。

Photoshop®クリエイター能力認定試験

Photoshop®クリエイター能力認定試験は、イラストレーターにとって必要不可欠なツールです。Photoshopの基本操作やレタッチ、合成などの知識を体系的に学べるため、より高度な表現力を発揮できるようになります。

Photoshopクリエイター能力認定試験は合格率が高いのがポイントです。実務能力が重視されるため、取得することで即戦力として企業に認められる可能性が高まるでしょう。

イラストレーターとしてPhotoshop®クリエイター能力認定試験を取得しておくことで、ツールの使用スキルの証明、制作知識の習得、仕事の受注機会の増加など、メリットが得られます。

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、Adobe Creative Cloudを使いこなすスキルを証明する資格で、クリエイター職に携わる上で大きな強みになります。Photoshopやイラストレーター、Premiere Proなどのアドビ製品は、イラストレーターにとって必要不可欠なツールです。

資格取得には実践的な能力が求められるため、自身のスキルアップにもつながります。イラストレーターとしてキャリアを積む上で、アドビ認定プロフェッショナルの資格は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

イラストレーターの仕事の流れ

イラストレーターの一般的な仕事の流れは、以下のようになります。

1.クライアントとの打ち合わせ
テーマに合わせてクライアントの要望や指示を聞き、どのような方向性のイラストにするかについて打ち合わせを行います。

2.サンプルの制作と送付
本格的なイラスト制作に入る前に、クライアントの要望に合わせたサンプルを送ります。こうすることでイメージが形になるので、クライアントの指示が具体的になり、作業しやすくなります。

3.イラストの制作
クライアントからのサンプルに対する意見や指示を受けて、タッチや彩色方法といった詳細が決定したら、本格的にイラストを描き始めます。

4.修正
クライアントから修正の要望を受けて、イラストを修正します。全ての修正が完了してクライアントが了承すると納品となり、仕事完了です。クライアントに気に入ってもらえれば、追加の仕事を受注できるかも知れません。

イラストレーターに向いている人の特徴

イラストレーターに向いている人の特徴

自分がイラストレーターに向いているのか気になる方も多いでしょう。下記ではどのようなタイプが向いているのかを紹介します。ただし、下記の項目に当てはまらなくても、イラストレーターにはなれるので、諦めないことが大切です。

>>イラストレーターに向いている人、適性がある人とは?

プレッシャーに強い

イラストレーターは、締め切りに追われ、クライアントからの高い期待に応えなければならないなど、大きなプレッシャーにさらされることが多い職業です。そのため、プレッシャーに強いメンタルを持つ方が向いているといえます。

プレッシャーに強い人は、締め切りに追われても冷静に仕事を進められ、クライアントの要望にも柔軟に対応することが可能です。

また、行き詰まった際も粘り強く取り組み、新しいアイデアを生み出せます。さらに、自己肯定感が高く、自分のスキルを信じているため、クライアントからの期待に応えられる自負を持っています。

このように、プレッシャーに負けずに仕事を遂行できる精神的な強さは、イラストレーターにとって非常に重要な資質といえるでしょう。

流行に敏感

クライアントから依頼されるイラストは、多くの場合、その時々の流行のテイストに合わせたものが求められます。イラストレーターは常に最新のトレンドを把握し、それを自身のスキルと融合させることで、クライアントのニーズに応えることが大切です。

また、流行に敏感であることは、自身のイラストの独自性を保ち、他のイラストレーターとの差別化を図る上でも重要な要素です。

流行に敏感な人は、新しいデザインやテイストを素早く吸収し、それを自分なりの解釈で表現できます。さらに、流行に敏感だとクリエイティビティが高く、常に新しいアイデアを生み出せるため、長期的にイラストレーターとして活躍し続けられる可能性が高いといえます。

フィードバックを受け入れられる

クライアントからのリクエストや指摘、同僚からの意見など、イラストレーターは常に多くのフィードバックに晒されることになります。それらのフィードバックを前向きに捉え、自身のスキルアップに活かすことができるマインドを持っている方が、イラストレーターとして成功する可能性が高いです。

なぜなら、クライアントの要望に沿ったイラストを提供することが求められるため、自己主張ばかりしていては仕事を続けられないからです。むしろ、フィードバックを謙虚に受け止め、それを自身の表現に活かしていくことが重要です。

また、同僚や先輩からのアドバイスを取り入れることで、新しい発見や気づきにつながり、自身のイラストの幅を広げられます。

フィードバックを柔軟に受け入れられる人は、クリエイティビティも高い傾向にあります。自己流にこだわるのではなく、外部からの意見も取り入れることで、より斬新で魅力的なイラストを生み出せるでしょう。

オリジナリティを追求できる

クライアントからの依頼や市場のニーズに応えるためには、単に技術的な画力だけでは不十分です。理由は独創的な表現力が求められるからです。

オリジナリティを持ったイラストを生み出せる人は、イラストレーターとして大きな可能性を秘めています。そのため、常に新しい発想や表現方法を探求し続ける姿勢が重要です。そうすることで、他にはない魅力的なイラストを生み出すことができ、クライアントや視聴者の心を捉えられるのです。

また、オリジナリティを追求できる人は、柔軟な発想力と創造性に富んでいることが多いです。既存の概念にとらわれることなく、自由な発想で斬新なアイデアを生み出すことが可能です。そうした柔軟な思考は、イラストレーターに求められる重要な資質の一つといえるでしょう。

まとめ

調査の結果、イラストレーターの収入は330万〜350万円と、一般的な会社員とそこまで大きな差はないということが分かりました。

また、フリーランスとして独立したり、アートディレクターにキャリアアップしたりと、さらに収入を上げることも可能です。

イラストレーターはスキルによって収入が左右されることも多いので、これからイラストレーターを目指す人は、ぜひしっかりスキルをつけるよう意識してみてください。

運営者情報

監修・運営者
大阪アミューズメントメディア専門学校 キャラクターデザイン学科
住所
大阪市淀川区西中島3-12-19
お問い合わせ
0120-41-4648
詳しくはこちら
https://www.amg.ac.jp/chara/