“やらない後悔”より“やる後悔”。やりたいことのビジョンが明確になり、自分で働いたお金で再進学を決意。

学費面のことや将来への意志も曖昧だったことから、高校卒業後は就職する道を選びましたが、社会でいろんな経験を積むうちに、次第に自分のやりたいことのビジョンが明確になりました。
私が好きなキャラクターのCVを声優の河瀨茉希さんが担当され、そのライブパフォーマンスを見て感動。憧れが目標に変わり、働いたお金で専門学校に通うことを決意しました。

プロになった人や就職実績、設備の充実度、声優学科で学んで他にどんな職業を目指せるのかなどをWebサイトで確認。細かい内容まで紹介されていて、安心感がありました。県外から通うのでアクセスの良さも決め手でした。

大げさかもしれないですが、人生の中で今が一番楽しい！って思うほど毎日が充実しています。
仲間と取り組む秋季制作発表会では、演者だけでなく裏方として舞台監督のサポートを経験。ヴォーカルライブコンテストに挑戦した時には、苦手なダンスをこれ以上ないほど必死に練習しました。
先生は一人ひとりに向き合って指導してくれ、相談もしやすいです。一方で自主性を重視する授業があり、私にはその指導方法が合っているようで、空き時間を使ってよく自習しています。家では大声が出せないのでとても助かっています！

新卒入学ではないことに心配はありましたが、まったくの杞憂でした。みんな同学年として気兼ねなく話せ、また、クラスには再進学者が何人かいたのでさらに安心。
やりたいことが学べる楽しさを、身に染みるほど実感できています。

オーディションに合格して、表舞台に立つことです。
練習は好きです。でも、本番がなくては経験は積めません。いつか憧れの方々と一緒の舞台に立ち、一緒に舞台を作ることができるよう日々精進します。

将来は見えないですし、声優という仕事は収入が安定した職業ではない、覚悟がなければ再進学できない。私もそう考えて躊躇している時期がありましたが、“やらない後悔”より“やる後悔”を選びました。いま経験していることは無駄にならないと、身を持って感じています。ぜひ、勇気を出してチャレンジしてほしいです。