【アニメ1年/夏期制作】熱くなる!アフレコ実習!!|ブログ
【アニメ1年/夏期制作】熱くなる!アフレコ実習!!

大阪AMGアニメーション学科のブログをお読みのみなさま、こんにちは!
アニメーション学科チューターのぶんちゃんです!!
今回は、1年生アニメ制作のアフレコ実習の様子を覗いてみましょう👀✨

挨拶は大事! ☚急な物言いですみません笑
オーディションの時と同様、お互いの自己紹介をしてから本番に挑みます。
それでは早速アフレコへ・・・!
とは行きません(笑)
その前に大事な「キャスト声優さんとのお芝居についての打ち合わせ」を行います。
創作をする方々は思い当たる節があるかも知れませんが・・・
ついついやってしまうこととして、
”客観的な視点を忘れてしまう”
ということがあります。
作っている我々アニメの学生たちはずっと作品と向き合っているので、
『キャラクターはこういう性格でお話はこんな展開になってこういった意図でコンセプトやテーマがあって…』
というのを言わずもがな理解して制作しています。

声を当ててくれる声優学科の2年生の学生さんたちは、このアフレコ実習で初めてこの作品のこと自体をちゃんと知ることになる・・・というわけです。
台本には多少なりともキャラの性格や作品のあらすじなども記載するようにはしていますが、やはりそれくらいの情報量で全てを理解するのは到底難しいのです。
(対面で話し合っても全てを理解するのはやはり厳しいですからね…🤔)
そういうわけで、時間をとって改めて制作陣であるアニメの学生の方から
”作品の説明や細かいカットでの描写など”を説明していきます!
「ここはこのキャラが不安を感じてるシーンなので震えたような声色でお願いします」
「切羽詰まってるシーンなので焦りを感じるスピードでしゃべってもらってもいいですか?」
キャラや描写に合わせた声色を、言語化して声優さんに伝えるのも我々の仕事。

とある班の子は「俺、言語化苦手だから伝えるの難しいな…う~ん…」と悩みながらも
一生懸命!キャストさんにキャラクター描写を説明していました!!

絵を描く事以外にも「え?こんなことも必要なの?」っていうスキルがアニメ作りには必要です。
まさしく最たる例でしたね…。
むしろこれが本質だったりします。
”絵やアニメで物事を伝える”という所に目が向きがちですが、言葉で伝えられてコミュニケーションをとれて初めてその深みが引き出せるということも忘れないでほしいですね🌟
さて、相互のすり合わせが終わったらようやっとアフレコに移ります。

収録はだいたい学生たちの授業が終わった後の放課後18:00から開始するということで・・・
時間のない中で収録を完遂する必要があるため、「1リール録り」という手法で録った2,3テイクをOKテイクのベーシックとして、声優さんの声が必要なカット全てを録音していきます。
アフレコする際に声優さんがタイミングを取れるようにアフレコ用のアニメ映像(制作途中の素材で映像にしています)を用意しますが・・・この映像も当然アニメーション学科の学生が作成したもの。
初めての作業だったので尺のイメージがつかず、声優さんが発するセリフより動画が短くなることも多いです💦
これも経験!今度は冬の制作に活かしていこうね☃️❄️

どの班も、1リール、2リールとテイクを重ねていくとともに真剣モードになって・・・
アニメーション学科の1年生と声優学科の2年生の意識がシンクロしていき、やりとりがドンドンスムーズになったりしていきますね!
学生たちのテンションもMAX状態!!

掲載している写真を見ればおわかりでしょうが・・・
声優さんへの指示出しもすべて学生たちがやります。
録音、動画の再生も全て自分たちでやっていきます。
まさしくアニメ制作会社!😮
アニメーション学科1年生のなかに小さな制作会社が夏は6つも生まれています🍀
早く音がついて動いてる映像が見れるのをぶんちゃんは楽しみにしてます🤭

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