新潮文庫nex 高橋裕介編集長・特別講義!|ブログ
2016.11.04
新潮文庫nex 高橋裕介編集長・特別講義!
新潮社・新潮文庫nex編集部の高橋裕介編集長にご来校いただき、特別講義を行っていただきました! 「この本を読んだら自分はどうなるのか(涙する、驚愕するなど)」がイメージできる、“わかりやすい”作品が重要視される時代に入っているということや、そういった時代の中にあっての新潮文庫nexの役割、そして、誰もが一度はぶつかる、“書くことにつまづいたとき”の対処法など、みんなが本当に「知りたい!」と思っていることをたくさんお話ししてくださいました! とくに、「自分が“おもしろい”と思うものを貫いていくことは、エゴを突き詰めることでもあるけれど、自分を信じて世に問い続けてほしいし、そういう野心は持っていてほしい。どんな時代でも、どんな状況でも楽しんだもん勝ち! ですよ」との言葉には、みんなが勇気づけられたのではないでしょうか(。・ω・。) 質疑応答タイムでは、 「新潮文庫nexが公募をしないのはなぜですか?」 「タイトルやネーミングのセンスがないのですがどうすればいいですか?」 「多人数スポーツものを上手く書くコツは?」 などなど、さまざまな質問が飛び出しました! が、その1つひとつの質問にもていねいに答えてくださった高橋編集長。 そして、特別講義の後半は… この日に向けて、1年生、2年生はもちろん、ノベルス学科の卒業生たちもオリジナル作品のプロットを準備していました! もちろん、高橋編集長に見ていただくためです。 そう! この日の特別講義は、事前提出しておいた各々のプロット1本1本について、高橋編集長から直々に個別コメントをいただけるという、とってもとっても貴重で、まさに“特別”な機会だったのです! 高橋編集長といえば、宮部みゆきさんや伊坂幸太郎さん、河野裕さんらビッグネームの作家を何人も担当されている方です。 そんな超一流作家の作品に常日頃から携わっている高橋編集長の目に自分の作品はどう映るのか…どんな評価をいただけるのか…みんなドキドキしながら当日を迎えたわけですが。 高橋編集長の一言一言は的確ながらとてもあたたかく、みんなも頭と心の両方でしっかりと受け止めることができたよう。 この日いただいたアドバイスを早速取り入れ、作品のブラッシュアップを始めている学生もいます! 高橋編集長がおっしゃっていた、 「文字だけで、作家と読者が1対1で向き合う小説というのは、とてもエキサイティング! だけど、今は他の娯楽媒体に劣勢を強いられていることが非常にくやしい。小説で一旗上げたいというみなさんには、本当にがんばってほしいし、“おれが時代をつくるんだ!”という気持ちを貫いていってほしい」 というこのお言葉にお応えできる人材へと成長していくことができたら。 そうした新しいよろこびに出逢える日を目指して、今日もがんばれ、ノベルス学科! そして、最後になりましたが、高橋編集長、ありがとうございました! ]]>
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