アニメーション学科

エフェクトとは

エフェクトとは

エフェクトとは、人間や動物、昆虫などといった自ら動く生物以外の自然現象(水や炎など)の動きの表現のことです。
この授業は、このエフェクトに特化した知識を学んでいくことで、より応用的な技術にも対応出来るようにしていきます。
近年のアニメーションは、3Dを使っている作品も多いです。
エフェクトの技術が使えるようになれば、現実世界で起こる動きの全てを網羅出来るようになります。
一人前のアニメーターとして認められるためには是非とも身につけておきたい作画技術といえます。
アニメーションを1から作っていくんだ、という気持ちで授業を受けることが出来ますね。

 
quotation

AMGアニメーション学科の「エフェクト」の特長

その1 自然現象(火・水・光・風・煙・破片)を表現する為の基本的な作画法を学ぶことが出来る

アニメーションの中で火や水などを効果的に表現しているシーンを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
エフェクトは自然現象を描く為に多く用いられる、アニメ技法の一つです。
自然現象を描くのはアニメーションの中でも多いことなので、基本として学んでおくことは大切です。
バトルシーンなどで出てくる煙や爆発、ビーム等を描く時に使われる技術で、作品によっては30分まるまるバトルシーンなんてこともあります。
作品内容によって「描ける」「描けない」ということが起きるのは、プロとしてはNG。
どんなモノでも動かす対応力をつけるようにしておきましょう。

その2 業界唯一のエフェクト作画著作を有するトッププロ講師による、ツボをおさえた作画実習で学ぶことが出来る

エフェクトの授業は、メカ・エフェクト作画においてトッププロである講師の著作のテキストを使って実演しながら教えてくれます。
実演してくれれば、実際にどうやってエフェクトをかけていくのが良いのかのイメージもしやすいですね。
更に、プロの講師から教えてもらった後には、学生達で実際に描いていきます。
エフェクトの難しさや、上手く出来た時の喜びは実際にやってみないと感じることが出来ません。
講師からのアドバイスを元に、エフェクト作画の技術を少しずつ身につけていきましょう。

その3 2年次は1年次で学んだエフェクト作画の基礎を元に本番に近い形でのキャラクターとエフェクト両方が動く原画/動画課題で作画的応用力をつける

1年次のエフェクトの授業の内容は、2年生の授業でも活かすことが可能です。
2年生の授業では、キャラクターを含めた形でエフェクトしていくことになるからです。
自然現象を描くシーンではキャラクターが一緒に画面に入ることが多いので、より実戦的になります。
しかし逆に言うと、1年生の時からエフェクトの基本を身につけておかなければ、2年生での授業をこなすことが出来ません。
1年生のうちにエフェクトの技術はマスターし、更に高い技術にも対応出来るようにしておきましょう。

 
quotation

「エフェクト」の授業について

大阪AMGアニメーション学科のエフェクトの授業は、殆ど実習形式で行われます。
個人課題としては、火、水、光、風のエフェクト技術を1年間かけてマスターしていき、チーム課題としては先生が描いた絵コンテ5カット分をチームで描いていきます。
それぞれの課題についてのアドバイスをもらいつつ、実力を磨きます。
また、個別課題やチーム課題とは別に、既在のTVアニメや劇場アニメのキャラクターの絵柄でポーズを描くトレーニングも行なっていきます。
10〜20分かけてじっくり模写をしていくので、デッサン力も鍛えていくことが出来ます。
エフェクトの授業でも基礎中の基礎の模写をしっかりするのは、それだけ模写が大切だから。
アニメ技法という模写よりも応用的な授業だからこそ、基礎も欠かさずチェックされます。

 
quotation

「エフェクト」のゴール

エフェクトの授業のゴールは、「自然現象を理解し、3Dでも手描きでもエフェクト表現ができるようになる」ことです。
近年のアニメーションは、3Dでのエフェクト表現が主流になってきました。
しかし、手描きでのエフェクト表現に頼らざるを得ない部分はまだまだ多くあります。
また、手描きでのエフェクト表現を学ぶことはエフェクト表現の理論の理解に最適です。
エフェクトの授業をしっかりと理解することが出来れば、手描き・3Dに関わらずエフェクト表現を作り上げることが出来るようになります。
また、自然現象を理解しておくことで、人や風景を描く時のシチュエーションの幅を拡げることが可能です。

 
quotation

プロの現場でこのように活きる!

3Dでも手描きでもエフェクトを描けるようになれれば、プロの現場でも重宝されます。
エフェクトの知識がある新人はアニメ業界の中でも貴重な存在だからです。
エフェクトの技術があるだけで、こなせる仕事の幅が大きく変わってきます。
例えば、キャラクターだけしか描けない人とキャラもエフェクトも描ける人であれば、どちらに仕事を依頼したいかわかりますよね。
新人のうちからこなせる仕事が多ければ、それだけ実力を早く認めてもらうことが可能になりますね。
エフェクトに対する知識は身につけておいた方が、アニメ業界で長く働く為の大きなメリットになります。

春の学校見学会

学校説明を聞いて個別相談もしていただけます
4/29(月)・5/6(月)に開催!

閉じる

×

当サイトに掲載の情報は前身である
アミューズメントメディア総合学院の実績も含まれています。