声優学科
アフレコ実習とは
アフレコ実習
アフレコ実習とは、プロの現場でも通用する「アフレコの技術」を習得する為に行われます。
アフレコは、声優として代表的な仕事の一つです。
ただマイクの前で話すだけではなく、マイクの使い方などの立ち振る舞いや細かな点の実践的な実習をしていくことで、プロの現場でも通用する技術を身につけることが可能になります。
現場の生きた知識を知ることで、自分が実際に声優として仕事をしているリアルな想像も出来るようになります。
AMG声優学科の「アフレコ実習」の特長
その1 実際にアフレコを体験することが出来る
AMG声優学科のアフレコ実習では、実際にアフレコを体験することが出来ます。
収録方法や、最新のスタジオのマイクのことなど、実際に実習しながら学べます。
1本のマイクに1人の役だけではなく、何人ものキャストが使うことで、マイクワークを身につけることも可能です。
うまく声が乗る方法や、マイクと口との適切な距離など、実際にみんなで体験しながら学んでいきます。
人の声がマイクを通してどのように変わるのかも分かるので、自分自身の改善点も見つかりやすくなります。
その2 アフレコ用の機材も触ることで知識をつけることが出来る
アフレコ用の機材についても勉強します。
声の調整したりすることを体験していくことで、現場で通用する知識を身につけることが可能になります。
また、アフレコの仕事は、マイクと自分の口の位置によって声の乗り方に関わってくるので重要になります。
プロで活躍する女性声優の中には、マイクの高さに合わせる為に靴の高さで調整する方もいらっしゃいます。
その3 現場で求められている技術を知ることが出来る
アフレコ実習の授業を通して、声優が求められている技術を知ることが出来ます。
求められている技術が分かれば、その技術を高める為の努力をすることで、声優としての実力も効率的に上げることが可能になります。
例えば、マイクワークや機材の知識はおさえておくべきです。
一番自分の声を魅力的に聞かせる為には、マイクの位置はどうすべきか、どういったマイクリークが必要かは知っておく必要があるからです。
そのような技術を知り、身につけていくことが出来るのはアフレコ実習の大きな魅力です。
「アフレコ実習」の授業について
AMG声優学科のアフレコ実習の授業は、先生達が用意したアニメーションや外国映画の素材を使って行います。
アニメと映画の吹き替えでは求められることが違うことや、役に対しての考え方などを実際に体験しながら学んでいくことが出来ます。
主に30分のドラマやアニメを使い、声優講師や音響監督にキャスティングしてもらいます。
1年次の「表現基礎」から派生した授業でもある為、基礎も確かめつつ実践していきます。
アフレコ実習をしながら、マイクを通した自分の声を確認していくことで、声の良い部分や改善点も学ぶことが出来ます。
実習を続けていくうちに、声優としてより高い表現力を身につけることが可能になりますね。
「アフレコ実習」のゴール
アフレコ実習の授業でのゴールは、「アフレコライヴ」イベントに向けて練習を続け、最終的には「プロの現場で通用する表現力を身につけること」です。
声優はもちろん演技も大切ですが、マイクワークも重要です。
マイクワークは他の声優との共同作業になる為、協力していくことで身につけていきます。
常に周りを見て、どう動けば仕事が円滑に進めることが出来るのかを自分で判断していく必要があります。
また、マイクワークだけに気をとられるのではなく、自然な演技をすることも求められます。
緊張をどのようにほぐし、どのようにマイクに声を入れるのがベストなのか、学べることはいっぱいです。
アフレコ実習を通し、自分自身がどんな風に声優として活動していきたいのかも考えていきましょう。
プロの現場でこのように活きる!
アフレコ実習の授業でマイクワークが身につけば、そのまま現場に活かすことが出来ます。
もちろん、現場によってマイクの種類や本数、使う機材などは異なりますが、基本的な知識を知っておけば、応用を利かせて対応することが出来るからです。
また、授業の一環として「アフレコライヴ」というイベントを経験しているので、現場の緊張感に対しても必要以上に不安に思うこともなくなります。
自分の魅力をアピールできる機会も増え、声優として長く活動していく為の力になっていきます。
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