「演技実習」とは
演技実習
演技実習とは、舞台で通用する演技力を身につける為に行われる授業です。
1年次に行われていた「演技基礎」で学んだことを活かしつつ、演技力を磨いていきます。
声優として実際に活躍していく為には、声優である前に役者であることも必要です。
自分自身が役に扮して演じることが出来なければ、声だけで役を全うすることも出来ないからです。
演技実習では、繰り返し実践的な演技の練習を通して、役者としてのレベルを上げていきます。
AMG声優学科の「演技実習」の特長
その1 本番や仕事を意識して練習することが出来る
演技実習の授業は、卒業公演に向けての実践的な練習になります。
AMG声優学科は一年時の舞台発表からさらに卒業公演に向けてのクオリティを高める時間を増やすことが出来ますし、実際の仕事を意識して練習に集中することが出来ます。
また、一つの舞台を長期間真剣に取り組むことで演じ続ける上での気持ちの保ち方、修正点にも気付きやすくなりますね。
声優はヒット作となれば同じ役を長期間演じることも多いので、その点でも大きなメリットとなります。
その2 プロの声優や俳優から指導を受けることが出来る
演技実習の授業では、プロの声優や役者からも指導を受けることが出来ます。
現役で活躍するプロの声優や役者だからこそ分かる情報や知識は、より早く声優として成長をする上でも欠かせません。
一人で練習をしているだけでは、声優として、役者として実力がどれくらいあるのか知るのは難しいです。
しかし、プロの目から見て今自分がどれくらいの実力があるのか、どこを直せばプロとして通用するのかを知ることが出来れば、モチベーションアップにも繋がりますね。
その3 表現の幅を広げることが出来る
授業では、自分が演じたい役だけではなく、様々な役にチャレンジすることになります。
例え本当は静かな性格であったとしても、大きな動きのある役を演じなくてはならないこともあります。
自分とは正反対の役を演じることで、表現の幅が広がりますので、様々な役にチャレンジしていくことが大切です。
チャレンジをしていくうちに、どんな役なら自分の魅力を最大限に引き出せるのか分かるようになっていきます。
「演技実習」の授業について
主に、授業では戯曲やオリジナルの台本などを使って実践的な演習を繰り返し行こないます。
教室で舞台を想定しての授業がされる他、場合によっては他のクラスの授業の様子も見ることが出来ます。
他のクラスの仲間たちの舞台演技を見て、自分たちの練習に活かすことが出来ます。
その分、自分の演技のバリエーションも増やせますね。
また、自分だけの強みなど、他の人と比べた時の違いにも気付くことが出来ます。
自分の強みを磨いていくことで、実際のオーディションでも自分らしさを最大限に発揮出来るようになります。
「演技実習」のゴール
AMG声優学科の演技実習の授業のゴールは、「声優として仕事をしていく為の高い演技力を身につける」ことです。
今では声優は舞台で演技できるくらいの高い演技力が求められています。
何度も実践的な演技を練習をして、演技力を高めなくてはなりません。
プロとして通用する演技力がどれくらいのものなのか、実際に現役の声優や役者からの指導を自分の糧に変えていくことが大切です。
また、演技実習を通して、お客さんが満足してもらえるだけのクオリティを目指すにはどうすれば良いのかという、仕事にする上での考え方も身につけていく必要があります。
プロの現場でこんな場面で活きる!
声優として仕事をしていけるだけの演技力を身につけることが出来れば、幅広く活動することが出来るようになります。
声優だけでなく、舞台俳優なども同時にこなすことも可能です。
声優の仕事をしていきたいなら、どんな役でも、どんな場所でも自分の演技で人を魅了しなくてはならない為、繰り返しの実践をすることで、大きな意味ある授業だと言えます。
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