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動画・配信クリエイター学科

アニメ撮影の仕事内容は?必要なスキルや業界に向いている人の特徴

アニメ撮影の仕事内容は?必要なスキルや業界に向いている人の特徴

アニメ業界に携わりたい方は「アニメ撮影」についてどんな仕事なのか気になりますよね?必要なスキルや資格などがあるのかも知っておくと良いですよ。

そこで本記事ではアニメ撮影の仕事に関する内容を紹介します。また、気になる年収や勤務時間についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

 
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アニメ撮影とは

アニメ業界の職種のうちの一つでもある「撮影」とは、「セル」や 「背景」などの各制作部署から上がってきた素材をまとめて、実際に放映するアニメーションへと仕上げる仕事のことです。

パソコンがまだなかった時代は実際にカメラで絵を撮影していたのですが、現在は専用ソフトに素材を取り込んで動画アニメーションにしています。

アニメ撮影は素材同士を合成するだけの役割ではなく、上から特殊加工を入れる作業もあります。完成するまでに時間を要しますが、一番最初にできたアニメを見られ、大きな喜びを感じられるでしょう。
アニメのクオリティを左右するアニメ撮影は、「アニメーター」や「演出」「制作」と並んで特にやりがいを感じられる仕事と言えます。

 
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アニメ撮影の仕事内容

アニメ撮影の仕事の手順は以下の通りです。

1.各部署から素材をもらって専用ソフトに取り込む
2.特殊加工を入れる
3.撮影監督にチェックしてもらう
4.修正対応
5.OKが出たら完成

この流れは1カットずつ行い、繰り返します。慣れるまでは時間がかかってしまい、撮影監督からなかなかOKがもらえないこともあるかもしれません。

アニメ撮影の制作工程

アニメ撮影の仕事内容は大きく分けて「線撮」と「本撮」の2種類あります。

まず線撮とは、まだ素材が揃っていない状態で行う撮影のことです。未完成の原画などを使い、キャラクターの音声を当てることでどのような形に仕上げていくのかを確認していきます。
一方、本撮とはすべての素材が集まった状態で撮影をすることです。作画のエフェクトや音楽などの細かな最終調整を行い、完成させていきます。

年収や勤務時間

「アニメーター実態調査2019」によると、アニメ撮影の平均年収は429万円でした。平均年齢が36歳なので、一般的な平均年収461万円(国税庁調べ)に比べてやや低いことがわかります。

しかし、撮影監督になるとさらに年収アップが期待できるでしょう。

また、勤務時間は求人募集を見ると基本的に週休2日制となっており、実質8時間労働です。ただし、納品前になると徹夜作業になることも。会社によって勤務時間は変わるので、入社前に確認しましょう。

参考:アニメーター実態調査2019

 
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アニメ業界に向いている人

アニメ撮影だけではなく、さまざまなスタッフや監督と作画の意図を理解しなくてはならないため、コミュニケーション能力が重要なポイントになってきます。

キャラクターの感情やコンテの雰囲気など、それぞれのニュアンスを反映させなくてはなりません。アニメを完成させるためには、現場全体の空気感を読み取ることも大切です。

 
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アニメ撮影に就職するための必要な資格

アニメ撮影になるために必要な資格はありませんが、就職するにあたって必要になるスキルがあります。

アニメ専用ソフトの知識

アニメ撮影で使用する専門ソフトウェアは、主に「AfterEffects」です。さらに「Celsys RETAS STUDIO [CoreRETAS]」、「CAS Animo」といった専門ツールを使用している会社もあります。

これらの知識をそれぞれ得るためには動画や本から独学することもできますが、専門学校などでプロの講師に教えてもらうのがベストです。

タイムシートの知識

タイムシートとは時間経過とともにセル番号やセリフのタイミングなどを記載しており、1秒が24分割されているシートのことです。

アニメ撮影はこのシートを参照にしながら作業を行うため、タイムシートの見方を学んでおく必要があります。

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まとめ

アニメ撮影はやりがいの多い仕事だということがわかりますよね。しかし、誰もができる訳ではなく専門知識や技術が必要です。

大阪アミューズメントメディア専門学校では、アニメ業界に携わりたい方のために原画から編集までの制作を全工程学べます。実際にアニメを作る現場を体験できるので、就職してすぐに即戦力となれるでしょう。

 

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