動画・配信クリエイター学科

モーショングラフィックスデザイナーとはどんな仕事?

モーショングラフィックスデザイナーとはどんな仕事?

モーショングラフィックスとは、ロゴやテキスト、イラスト、写真などの静止画像に動きや音をつける手法、およびその手法によって作成した動くグラフィックスです。

 

モーショングラフィックスデザイナーの仕事は、このモーショングラフィックスを制作することです。

モーショングラフィックスは、テレビ番組のオープニングやCM、YouTubeのオープニング、Web広告の動画、イベント映像、プロジェクションマッピング、デジタルサイネージに用いられています。

この手法を活用することで、静止画よりも情報を分かりやすく伝えることができる上に、ユーザーの印象に残りやすくなるのが特徴です。

 

モーショングラフィックス制作の流れは、ストーリー作成、デザイン・テイストの決定、素材作成、動画編集のステップに分けられます。

まずは、伝えたいメッセージを決めて全体のストーリーの作成です。これらを最初の段階で明確にして、なるべくシンプルに伝わりやすくなるようにします。

 

次に、デザインやテイストの方向性を決定し、絵コンテを描きます。絵コンテは、モーショングラフィックスの台本の役割を果たすので重要です。

ストーリーや絵コンテが完成したら、それを元に編集ソフトで素材を組み立てます。メインとなる映像作成後に効果をつけていき、映像が完成したら効果音などを入れていきます。

 
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モーショングラフィックスデザイナーはどんな人が向いている?

モーショングラフィックスを作成するには、グラフィック自体のデザインや配色も重要です。そのため、グラフィックデザインが好きな人はモーショングラフィックスデザイナーに向いていると言えます。

また、動画を観て制作方法を分析することが好きな人や、動画制作に興味があり、自分で動画を作成したことがある人も向いていると言えるでしょう。

 

また、モーショングラフィックスデザイナーの仕事では、クライアントやプロジェクトのメンバーの意図を汲み取り、デザインのコンセプトを他人に分かりやすく伝える必要もあります。

そのため、協調性やコミュニケーション能力が高い人も、モーショングラフィックスデザイナーの適性があると言えるでしょう。

 
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モーショングラフィックスデザイナーの収入はどのくらい?

モーショングラフィックスデザイナーの平均年収は、正社員で約470万〜490万円ほどであり、比較的高いと言えます。

 

経験が浅い段階の年収は300万円台であることが一般的で、500万円台の人が多いです。スキルや経験を積むことによって、700万円以上の収入を目指せる場合もあります。

このように、モーショングラフィックスデザイナーの収入は、正社員か派遣社員かといった雇用形態や業界、企業の規模、経験年数、スキルなどによって変動するため、幅広いと言えるでしょう。

 

収入が高くなるほど、単価の高い大きなプロジェクトで活躍する機会が増え、高いスキルや深い知識が求められるようになります。

 
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モーショングラフィックスデザイナーはどうしたらなれるの?

モーショングラフィックスデザイナーを目指すなら、After Effects、AviUtlなどの動画制作ソフトや、After Effectsと連携できるCINEMA 4Dなどの3DCGソフト、PhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトを使いこなすスキルが必要です。

 

また、文字を読みやすく配置するデザインの手法および文字そのものでデザインを作る手法であるタイポグラフィや、ある色の色相や彩度、明るさが人に与えるイメージの定説であるカラーセオリーの知識も欠かせません。

このような専門性の高い知識や技術が求められるため、映像・デザイン系の専門学校や大学で学んだ後、グラフィック制作、映像制作、Web制作の会社などに就職するのが一般的なルートと言えるでしょう。

 

大阪アミューズメントメディア専門学校(大阪AMG)の動画・配信クリエイター学科では、プロ仕様の制作環境を体験できるので、就職に有利なスキルを身につけることができます。

また、他学科との共同制作が可能です。声優学科と共同でミュージックビデオを制作する、キャラクターデザイン学科やゲーム・アニメ3DCG学科と共同でVtuber動画を制作するなどの貴重な体験ができます。

 

モーショングラフィックスデザイナーになりたい方は、大阪AMGの動画・配信クリエイター学科で、即戦力になる知識や技術を学んでみてはいかがでしょうか。

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