動画・配信クリエイター学科
シネマティックアーティストの仕事内容は?求められる人材も紹介
シネマティックアーティストの仕事内容は?求められる人材も紹介
「シネマティックアーティストに興味があるけれど実際どのような仕事なのか」「必要なスキルはあるのか」など気になりますよね?
そこで本記事では、ゲーム業界のシネマティックアーティストに関する仕事内容や求められる人材などを紹介します。また、シネマティックアーティストのやりがいなども紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シネマティックアーティストとは?仕事内容を紹介
シネマティックアーティストは、ゲーム中に流れるカットシーンやオープニングなどの映像を作る仕事です。
シネマティックアーティストの仕事内容
主に絵コンテやモーション、エフェクトやモーション作成を行い、実機に入れ込みしてから調整を行います。
カットシーンを担当したら実質一人で制作を行うため、責任重大ですが自分のこだわりシーンを自分の感性で演出できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
主な仕事の流れは以下の通りです。
1.ゲームのシナリオに沿って動画コンテを制作
2.アクターによるキャプター撮影
3.データに合わせてカメラワークやアニメーションをつける
4.実装作業
また、ゲーム開発に携わる映像制作全般のプロジェクトを任されるので、ゲームの企画ごとに業務内容が変わるのも特徴です。
シネマティックアーティストの年収
企業の求人募集の想定年収を見ると、約600万円が平均でした。シネマティックアーティストの経験者ならもう少しアップしています。
国民の平均給与が461万円(国税庁調べ)なので、一般よりも高いことがわかります。スキルアップすれば年収1,000万円も夢ではないでしょう。
シネマティックアーティストのやりがい
シネマティックアーティストは常に刺激があり、新鮮味のある仕事です。ここではシネマティックアーティストのやりがいについて紹介します。
自分のこだわりを発揮できる
上記でも少し触れましたが、カットシーンを担当したら一人で制作します。プレイヤーに向けてどう反応してくれるかを考え、いかにゲームの世界観に引き込むように想像を膨らませます。
例えば敵キャラクターを印象付けるために、過去の映像を作ったり、本当は優しい面があることに触れたりといった演出ができるのです。
プレイヤーとしては普段のプレイでは気づかなかった部分が垣間見えるため、カットシーンを楽しみにしているファンも多いでしょう。
プロ同士が協力する
完成したデータはプログラマーと協力し合ってエンジンに取り込み、実装作業を行います。他セクションと調整しながら共同作業を行うため、毎回新しい技術や知識が得られるでしょう。
特にゲームに出力する実装作業は時間がかかり、技術的な部分が必要とされます。入社してまもない方でも、プロと一緒に仕事することで刺激を受けてクオリティをさらに高めたいと思えるはず。
シネマティックアーティストに求められる人材
シネマティックアーティストになるためには、会社の応募資格を見るとわかりやすいです。人気のシネマティックアーティストは会社からどのような人材が求められているのでしょうか?
高いスキルを持つ人
会社の採用条件として、指定されているスキルは必ずあります。例えば以下のようなスキルや経験が挙げられます。
ゲーム開発でのシネマティック制作経験
映像・CGプロダクションでの制作業務経験
Premiere、After Effects等
映像系ツール使用経験
新しい映像表現の開発に熱意のある方
自ら積極的に提案、発信し、プロジェクトを推進できる方
参考資料:バンダイナムコ求人サイト
専用のツールを使いこなせないと、採用されるのは難しい職種だと言えるでしょう。また、歓迎条件として、中国語や英語ができる人材を挙げている企業も見受けられました。
新しいコンテンツを生み出したい人
上記の応募資格に「自ら積極的に提案、発信し、プロジェクトを推進できる方」とあるように、新しいコンテンツ制作に意欲のある方が求められます。
ただ教えられたことを淡々と行う仕事ではなく、自らどんどん意見を言い、提案していかなくてはなりません。
まとめ
シネマティックアーティストはゲーム制作に関わりたい方にとって憧れの職種です。しかし、シネマティックアーティストになるためにはスキルを磨く必要があり、誰もができる訳ではありません。
大阪アミューズメントメディア専門学校(大阪AMG)の動画・配信クリエイター学科では、プロ仕様の制作環境を体験できるので、就職に有利なスキルを身につけることができます。
シネマティックアーティストに関連する仕事は?
動画クリエイター
動画配信/動画配信スタッフ
動画編集/映像エディター
VTuber/Vライバー
YouTuber/ユーチューバー
ビデオグラファー/映像作家
ディレクター/監督
コンポジッター
VFXデザイナー
モーショングラフィックスデザイナー
撮影(アニメ業界)
ポストプロダクション(映画業界)
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